星の寺子屋(10月9日)レポート

星の寺子屋(10月9日)レポート

10月9日午後に行われた星の寺子屋。星の寺子屋は、今年、タケダ・ウェルビーイングのご支援により実施しています。その助成元である武田薬品工業株式会社さま(以下、タケダ)のボランティアが2名参加してくださり、なぞなぞコーナーの実施やレポート作成をしてくださいました。この日は、子どもたちは13名参加。以下、タケダの方からのレポートです。

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10月9日(土)13時~

続々と参加者が集まり、みんながお待ちかねの「星の寺子屋」の始まりです。
今日も恒例の「(お昼だけど)朝の会」からです。

①なまえ②住んでいるところ③好きな星座④いまハマっているところ を紙に書いて、一人ずつ自己紹介をしていきます。みんなの好きなことをたくさん話して、笑顔いっぱいの時間です。

そして、「ほ・し・つ・む・ぎ~」のかけ声に合わせて、みんなで集合写真を撮影しました。このかけ声で写真を撮るときには、全員が自然と笑顔になり(星つむぎ笑顔の法則です)、朝の会からみんな元気いっぱいのスタートでした!

さぁ、1校時は「図工:シロフォンつくり」です。

シロフォンは円形木琴ともいい、そのなかにビー玉やどんぐりなどを入れて、木が奏でる自然の音を楽しみます。製作中は、ひのきのいい香りを楽しんだり、紙やすりで削った木がつるつるになっていく過程に感動したり、和気あいあいとした時間が流れていきます。また、1つ1つの作業を全員で進めていくのですが、「できたー!」といういきいきとした声が飛び交ったり、両手で大きく丸をつくって作業ができたことを伝えたり、リモートであってもみんなで一体感を大切にしながら取り組んでいる姿が印象的でした。最後に完成したシロフォンのキレイな音色をみんなで聴いて、感動の瞬間でした。

休み時間(おやつタイム)の後は、2校時「国語:クスリとわらえるなぞなぞクイズ」です。
今回は、タケダにちなんで、おくりすや体についてのなぞなぞクイズでした。みんなで全問正解にチャレンジです!なかには、少し難しい問題もあり、正解した子は「いえーい!」と喜びが爆発し、間違えてしまった子は「そうか~なるほど~」ととても悔しそうな声がこぼれていたりと、一喜一憂する声がたえず飛び交っていて、大盛り上がりの時間でした。特に、「おくすりができるまでに10年もの時間がかかる」という問題には、驚きの声がたくさん聞こえてきて、みんなにとって大切で身近なものについても楽しく学べました。全問正解できたねねぽん、すごいね!おめでとう!

3校時は「国語:絵本の読み聞かせ」です。
おおさわさんから絵本「もっともっとおおきななべ」を読んでもらいました。森の動物たちがみんなで仲良くおおきなおなべでシチューを食べます。いつか、星つむぎのみんなで、てっちゃんが育てたしいたけ入りのきのこシチューを食べられたらいいね。

最後に「帰りの会」があります。

一人ひとりがそれぞれどの時間の、どんなところが楽しかったのか、順番に発表していきます。この時間のなかで、お互いのことを理解し、称賛し合うことで、みんなの感情に触れていきます。星つむぎの村の明るい雰囲気は、このような時間を大切にしているからなのだと感じる、素敵な時間でした。

では、10月のお誕生日会についてアナウンスがあり、すでにワクワク感を抑えきれない様子がうかがえます。星の寺子屋は、毎回、みんなが本当に楽しみにしている時間なのだとわかります。

今回、ボランティアに参加させていただき、人と人との繋がりの尊さに触れられ、私自身も心が温かくなり元気をいただきました。現状、どうしてもコミュニケーションが取りづらいような状況が続いていますが、そのようななかであっても、リモートを活用して、明るく楽しい時間をみんなで創っている。また、それが毎日の活力になっているんだなということが、参加している皆さんのお顔から感じることができました。周囲の人へも、このような素晴らしい取り組みを是非広めていきたいなと心から思えるような時間でした。


追記: 今回のシロフォンをすてきに奏でているエイトマンの動画も届いています。こちらからご覧いただけます。