病棟でお友達からお友達へ
先日、神奈川県立こども医療センターでフライングプラネタリウムが行われました。TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環ですが、「やろう」と声をかけてくれたのは、そこに入院している小3のゆりなちゃんです。宇宙、天王星、大好きなゆりなちゃん。9月のフライングプラネタリウムに出てもらったことも、功を発し、たくさんのお友達にこの体験をシェアしてくれました。
入院中でも、自分がだれかのために何かができる、そして、それを体験した友達も、自分も何かやってみたい!と思える・・その連鎖がおきたら素晴らしいなあ・・と思います。ゆりなちゃんが、メッセージしたり、看板つくったり、アンケートつくったり・・・。
以下、お母さんの綾子さんが書いてくれたレポートです。
——————–
【2021.10.7 病院でフライングプラネタリウムしたよ】
「入院中に病棟のお友達にプラネタリウム見てもらえたらいいね」
そんな願いが叶いました。
「病棟のお友達にもぜひプラネタリウムをみてほしい」と看護課長さんにご相談させていただいたところ、ご快諾いただき、
星つむぎの村さんにご協力いただいて先日プロジェクターがやってきました。
他の病棟に入院しているお友達にも見てもらいたいね とボランティアコーディネーターさんにも入っていただいて
月・火は病院の重心施設で
水・木は結莉奈の入院している病棟でプラネタリウムを行うことができました。
病棟では、一室を借りてプラネタリウム
感染予防のため、
お友達同士でなら3人まで
ご両親と見るときは1組 で順番に見ていただきました。
結莉奈はせっせとポスターとアンケート作り
そして冒頭に、
「プラネタリウムはーじまーるよー」
と 一緒に星を見よう!のメッセージ
それから それから
「宇宙にアニー出てきたらきっと喜ぶよね!」と
サプライズでファシリティドッグのアニーが乗るUFOを作りました
正直 皆んな見に来てくれるかなあ?と不安でしたが 連日 ビッシリと予約が入り
今日の19時の回で無事終了となりました。
高橋 真理子さんの優しいナレーションのプラネタリウム
見に来てくれたお友達も
「お誕生日の星座、みっけ。○○さんは何座?」
「アニーはホントに宇宙に行ったのかなあ?戻って来れたかなあ?」
「最初に出て来た子(結莉奈)は 同じ病棟にいる子?」
とお話してくれてたみたいです。
本物の星空を見ることが難しい
長い長い闘病生活を送っているお友達
夜 病室の天井の向こうに
星空を想うことが ほんの少しでもできたら…と思いました。
そして 星の輝きは あなたを応援しているよ ってメッセージ
想いが届くといいな
また 次回があるなら
こうしたらいいね、ああできたらいいね、と話もはずみ とてもあったかい気持ちになりました。
そして、結莉奈「痛いの治ったー」と今日は笑顔でした
ご心配をおかけしました、皆さんからのパワー届きました ありがとうございます