唐津赤十字病院にて
12月9~11日は九州での3日間でした。
12月11日の午前中は、唐津赤十字病院へ。日本財団TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。病院内の講堂で、4mドームのプラネタリウムをお届けしました。
12月11日の午前中は、唐津赤十字病院へ。日本財団TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。病院内の講堂で、4mドームのプラネタリウムをお届けしました。
村からの参加は高橋、跡部、浮森。レポートは浮森です。
唐津城が見える小高い丘の上、病棟の上の方だととても眺望がよさそうなところ。
佐野講堂は、日本赤十字社の創始者(佐野常民)に由来する。玄関にはアンリ・デュナンの像も。プラネタリウムは、子どもも大人も、ご家族や医療関係者も混ざって、3回投影。いずれも高橋が担当しました。
1回目の投影では、初めはお母さんにしがみついていた女の子が、最後まで楽しんでくれたようでした。
2回目の投影では、高齢の女性、最初怖いのかすぐにドームを出たがったが、投影が進むにつれ引き込まれていった様子でした。満天の星を見て、「生きていてよかった」と。看護師さんの手をぎゅうっと握りしめていたのが火星に両手を伸ばし、表情もにこやかになり、「生きていてよかった」と、何度も繰り返され…看護師さんも嬉しそうでした。
そのほかの患者さんも、最初下を向いていたり硬い表情だったのが、しだいににこやかになり、火星を投げ上げるときにも、2度目はみんな手を伸ばしてくれていました。
3回目の投影では、点滴付きのバギーの女児、抱っこで入ってお母さんと寝っ転がって、いろいろ話しながら楽しんでいた。
大人のみなさんは床に寝るのが大変だということで、椅子を入れて座って鑑賞。下を向いていた顔がだんだん上がってくる様子も。
事務方々も先生たちも、みなさん丁寧に対応してくださり、ふだんの患者さんとの優しい空間が見えるようでした。
ありがとうございました!