能登半島地震復興応援 「能登のみなさんとともに見上げる星空」7/21 輪島

2日目 2024年7月21日 石川県輪島市 子育て支援センター
小松から輪島へと向かう道。4日前にようやく対面交通ができるようになったのと里山海道を経て輪島へと向かいました。谷川の車線はいたるところが崩壊していて、よくぞ半年でここまで復旧してくださったと感謝です。この道路のおかげで、奥能登への復興支援の効率が上がるのではないかと思いました。
<イベントレポート>
輪島へ向かう道中、だんだん増えていく、いまだに手がつけられていない集落の民家や山の景色は、ニュースにもなり得ない場所なのかもしれません。
会場近くの朝市は立ち入り禁止区域の側まで皆で向かいました。以前私も家族と訪れた場所はもうありません。昼間の熱い日差しが強く照りつけ、人がいないシンと静まりかえった街。
私が家に帰って普段通りに寝て起きて生活していても、ずっとこの状況が続いているんですね。(かわむら)
今回たくさんなご家族にプラネやワークを楽しんでいただきましたが、センターの所長さんや職員のみなさんにもプラネ体験していただけたことが嬉しかったです。ご自身も被災者でありながら、子供たちのために日々奔走されている中、少しでも休息の時間になったのではないかと思います。(ちひろ)
会場は輪島健康ふれあいセンター。最大時700人の避難者の方がいて、現在も3階は避難所として使われている場所。玄関前には隆起?の10センチ以上の段差やアスファルトのはがれが多数あり。台車に”水運搬用”と。
安全で子どもが安心して遊べる場所を確保したいと、市民の皆さんの協力と行政の頑張りで6月に子育て支援センターを、開けることができたそう。そこに、榊原さんたちとのつながりで、星つむぎの村が訪問することができた。こちらも、ご縁を深く感じます。
多くの子どもたちが参加してくれたが、まだ避難生活の子もいたし、町の様子も学校も震災以前の日常には戻っていないので、子どもたちにかなりのストレスがあることは想像に難くない。(もちろん大人も)彼らが、少しでも、宇宙の旅を楽しむことができたらなと思う。
ワークは、星ストラップが大人気!「色、全部使いたい」と言って、スペシャルなストラップを作った子がいた。
星座カードも、ひとりで何枚も作りたがる子がいた。この子は、ワークの机を転々としていて、お父さんが帰ろうといっても全く帰ろうとしなかった。お父さんが連れて出てもいつの間にかまたいる、、、
地球ゴマはやっぱり大人の方が「わ~~~」と驚く。
太陽活動が活発で黒点がたくさん見えるからと、内海さんが太陽望遠鏡をセンター玄関前に準備してくれたので、プラネタリウムを観終わった人たちに、「望遠鏡で太陽の黒点が見えますよ」とアナウンス。とてもいいお天気で、たくさんの黒点が見えた。(うきちゃん)