能登半島地震復興応援 「能登のみなさんとともに見上げる星空」7/20 小松

能登半島地震復興応援 「能登のみなさんとともに見上げる星空」7/20 小松

2024年1月1日の発災から、ずっと復興応援に伺いたいと願っていましたが、石川県小松でホームホスピス小松を運営されている榊原さんに、現地の社会福祉協議会などとの調整をお願いし、7月20日~24日の5日間、能登の被災地を訪問することができました。この活動は、赤い羽根共同募金の「災害ボランティアNPO活動サポート募金」(ボラサポ)のご支援をいただいて実施しました。

これまでにも報道で何度も目にしてきた被災地の様子ですが、イベント会場の周辺や移動の車窓から見える景色は、実際に目の当たりにすると胸がしめつけられるような思いでした。
発災からすでに半年以上を過ぎた現状に、これからの復興の難しさとその道のりの長さを思い、これからも息の長い支援を続けていきたいと思いました。
小松・輪島・珠洲・七尾での復興応援イベントの様子を、参加した村人のレポートから報告します。

1日目 2024年7月20日 石川県小松市 ややの家
小松の被害は、奥能登にくらべれば大きくはないように見えますが、屋根が壊れている家や、道路にひびが入っているところも見られました。
津波警報も発令され、遠く離れた山沿いまで避難することが大変だったと伺いました。

<イベントレポート>うきちゃん
ややの家で過ごされている方とそのご家族2組、ややの家で旅立たれた方のご家族2組、ややの家のスタッフ、その子供さん(大人13人、小人4人)
ご家族の皆さんとスタッフの茶話会の後、お部屋の一つを使って天井プラネタリウム。
ちょうど正方形の部屋で、全天がきれいに天井におさまった。茶色っぽい天井だったので、地球が赤っぽかった。(これはこれでいい色)
子どもたちの誕生日や、ご家族の希望された日の星空を出しながら、真理子さんの投影。
ふたご座の双子ちゃんがいて、なかなかにぎやか。
投影後、S12生まれの方が、修学旅行で大阪に行き、日本初のプラネタリウムを観た話をされたり、ややの家で旅立たれた方のご家族同士が同級生だったり、排せつが自分できちんとできると元気になるとか、自分で口から食べることの大切さなどなど、いろんな話を聞かせてもらった。
実はそのお部屋におられたお母さまが使っていたサイドテーブルを、真理子さんがPC台として使っていたら、「それは母が使っていて、、、」と。また、お母さまが足が冷たくなるといったので足置きに布を巻いたそうだがそれもそのまま使われていた。
星にあまり関係のない話もたくさんしたが、不思議なご縁を感じたし、やっぱり宇宙がつないでくれているのだろうなと思った。
震災に関しては、それぞれに大変な思いをされたことを伺い、同じ星空を見上げることで想いを届けていますと伝えることができた。