星つむぎの村通信 -No85- 2022.11.8発行

星つむぎの村通信 -No85- 2022.11.8発行

ほそぼそとですが、庭のプランターでいちごを育てています。
それが、少し前に花が咲きはじめ、
「この時期は、実まではつかないよね」
なんて思っていたら、数日前に (小さいけれど)真っ赤に熟した実を3つつけたのです。
そして、なんとその味は、いちごそのものでした!
今も、花が数個、まだ熟していない実が数個あります。
これも、やっぱり温暖化の影響かな。
たまには、よいこともあるんですね!
それでは、星つむぎの村通信 85号をお届けいたします。
今回も、お楽しみください~

(仲道正恭)

<星空俳句>

大勢の 瞳の揃う 星月夜

このところ急速に寒くなりました。今年は夏が異常に暑かったせいか、秋になって今は、涼しさを通り越して寒いです。
コロナウィルスも落ち着きはじめ、秋のイベントも少しずつ行われています。
冷えてくるとだんだん晴れの日が多くなり、オリオン座流星群が見えるこの頃、わりと晴れが続いていて、流れ星も少し見ることができました。みなさまはいかがでしたか?
昨日、今日と野辺山・清里で星空案内があり、両日とも夏の天の川、夏の大三角、北極星、秋の四辺形、アンドロメダ銀河、フォーマルハウトそして土星、木星、火星などを見ることができ、参加の方々は大喜びでした。
野辺山・清里の夜の気温は2℃くらいです。

2022.10.30 (青りんご こと 齋藤泰文)

===========目次===========
1.今月の星空紹介
2.宇宙小話
3.村人だより -村人登場!ー
4.村人投稿
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1.今月の星空紹介

今月11月の満月、すなわち11月8日には皆既月食が見えます。
太陽 – 地球 – 月という順番に一直線に並び、地球の影で月が隠されることによって起きる現象です。

特筆すべきことは、地球の影に月はすっぽりと隠されても赤みがかった色で見え続けることです。

それは地球には大気があるからです。光は大気を構成する空気の分子と反応します。

波長の短い青い光は、空気の分子により散乱されて大気をほとんど通過できません。
他方、赤い光は波長が長いために空気の分子とあまり反応せず、弱められながらも大気を通過できます。

その結果、赤系統の色は月面まで届き、ほんのりと月面を赤みがかった色に染めるのです。

私は、小学生の頃の自由研究で皆既月食を観察して30分おきに月の色と高度をグラフにして描いた記憶があります。
子供心に月や皆既月食という現象に畏敬の念を感じました。

自然・宇宙の神秘に思いを馳せるひとときになるといいですね。

(斎藤 大)

2.宇宙小話

本の整理をしていたら、かこさとしさんの「はるのほし」を見つけ、懐かしいと思い読んでいると、あるページに紙が挟まっていました。
そのページは、かこさん流の太陽系の惑星の覚え方を教えてくれるページでした。

たー たいよう
すー すいせい
きー きんせい

ちー ちきゅう
かー かせい
ちゃん

もー もくせい
どー どせい

てー てんのうせい
かー かいおうせい
めー めいおうせい
ちゃん

「たすきのちかちゃん、戻ってカメちゃん」
挿絵は、袖を紐で結んだ女の子が亀にこっちおいでと手招きしています。

”水金地火木”で記憶していますが、小学生の頃の私は、”たすきのちかちゃん”で覚えていたのでしょうか。

(岸本由希)

3.村人だより -村人登場!ー

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〇投稿者プロフィール
名前:大和家(淳・紀子・ひなた・女の子・男の子)
住んでいるところ:新潟県新潟市
一言:家族で村人なので、「大和家」としました。
代表して淳(あつし)が書かせていただきます。
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村人になってから4年になります
(え?まだそのくらい?と思った方もいるかと思いますが・・・私もそう思いました)

簡単に家族の紹介をします。
全員、新潟生まれの新潟育ちで、半径10kmくらいの範囲でこれまでの人生を過ごしています。
淳は新潟市水族館マリンピア日本海で働いていて、もう数年で定年。
紀子は以前はイルカトレーナーで現在は農家さんの手伝いをしています。
ひなたは2014年生まれで2017年9月に3歳でお星さまになりました。
現在、女の子と男の子の「里親」をしています。
女の子は3歳、男の子は1歳です。
3歳の女の子は生まれて数週間後からウチにいるので、ほぼ生まれた時から「村人」です。
covid-19禍前には0歳でドームでのプラネデビューをしました。
紀子さんが語り手の練習のために家でユニビューを使っているのを横目で見て育ったので、箱で作ったユニビューのおもちゃのディスプレイ?部分に星のシールをはりつけ、「みんなで宇宙へ行くよ!」と語りの練習をしています。

そんな育ち方をしているので、お星さまが大好きです。
歌を覚え始めたころ、きらきら星をよく歌っていました。
そういえば、ひなたも初めて歌った歌はきらきら星でした。

最近、こども園に迎えに行く頃にはすでに日が落ちているので、明るい星はなんとか見ることができます。
ここ最近は夕方天気が良い日が多かったので、毎日のように、「お星さまが見えるねぇ〜」と指差しながら歩いています。
今の時期だと南東に木星がよく見えるので、「今日も見えるね」などと言いながら手をつないで歩いているといろいろな感情が湧いてきます。

冬はお星さまになったひなたが大好きだった「うさぎ座」の季節です。
と言っても、新潟市内だとなかなか見えないのですが。
お星さまの好きな子どもたちとうさぎ座を探しに出かけたいねぇ〜と思う今日このごろです。

(大和 淳)

4 村人投稿

とっても気持ちのよい写真たちです。とくとご覧あれ!

「夜明けの空」
10/28 早朝  兵庫県宝塚市月見山  大澤貴代子

「日の出」
10/20 早朝  埼玉県川口市芝川サイクリングロードより  くみちん

「お月さんさようなら」
10/29 夜  東京都府中市是政橋  mmmm

「流れ星」
10/29  栃木県那須地域  石川貴之

「八ヶ岳に雪のお布団かぶったよ❄️」
11/2 朝  山梨県北杜市  立岩優子