おおぶみんなでプラネタリウム

おおぶみんなでプラネタリウム

2022年11月2、3日の2日間にわたり、「おおぶみんなでプラネタリウム」が開催されました。実行委員(かつ、村人)のチョクさんこと松下さんからのレポート、村人の安藤晃子さんからのレポートを掲載します!

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今回は延べ680人の方が鑑賞できました。村人の応援、大学生のボランティアも含め33人の応援が得られました。村人からは安藤晃子さん、まさきくん親子、安城のAmiさん、永友さん、神戸から岸本さんが駆けつけてくれました。 大府市民の期待を強く感じながらの開催です。実行委員をしていていつもありがたいと思うのは、協賛金集めに苦労しないということです。大口で寄付してくださる企業様はもちろん、「一口だけど」と、毎年必ず寄せてくださる方、そして年々新たな協賛者様が増え開催に至っております。
開催1週間前に整理券配布をしますが8回のドーム上映は配布開始後35分で満員。ドームに入れなかった方様にも最終回にスクリーン上映を設定し、そちらも満席近くとなりました。毎回開催側の私達自身も正直びっくりしています。
1日目は至学館大学附属幼稚園での開催。ドームの中は真理子さんの声が聞こえないくらいの大興奮。幼稚園の先生達の元気さにも大笑いしながら5回の投影が完了。この間幼稚園児にはワークショップも行いました。幼稚園での投影後、18時半からは会場を大府市役所地下ホールに移し100人のスクリーン上映を開催いたしました。(真理子さんは大忙し)
2日目は8回のドーム上映と、最後は150人のスクリーン上映。ドーム整理券が入手出来なかった方のための最後のスクリーン上映を共に見ましたが、真理子さんの最後の語りもとても力強く、父の三回忌目前に控えた私自身も感極まって涙腺が緩みました。実行委員のメンバーともこれからも手と手を取り合って、色々苦しいこともあるけれど、この小さな地球の大府の地で丁寧に生きていこうと思いました。
実行委員で村人の安達ゆきちゃんからの感想を紹介します。ゆきちゃんのこの1年はご両親の介護で実家と職場の往復の日々でした。
「泣いてドームに入れない妹とお母さんと、一緒に来てくれたお兄ちゃん。一人では入りたくないという状況だったので、私が一緒に観覧しました。久しぶりのドーム投影と真横で聴く真理子さんの解説。お兄ちゃんは小さな手を伸ばして火星を跳ね返していました。この半年間、自身におこったいろいろな出来事と、どんな形になっても私に居場所を作ってくれる両親への想いとがこみあげてきました。みんなの大切な人へ、届きますように。一人ではないと、あなたが大切だと、伝わりますように。真理子さんの語りを聞いて、切に思いました。」 参加者の方の感動の感想は多く寄せられていますが、一部抜粋して紹介します。
・素晴らしかったです!自分のお葬式の時にやりたいと思ってしまいました。自分の人生観や、残して逝く人たちへのメッセージを含めた内容を、死ぬ前に構成。それを、自分のお葬式の時、このドームで上映してもらって、参列者の家族や友人知人達にみんなに、入って見てもらいたいと思ってしまいました(笑)それを実現するには、お値段いくらくらいかかりますか? 半分本気です(笑)
・とても素敵でした。普通のプラネタリウムだとまだ未就学児の子どもはじっとしていられないのですが、子ども向けに15分で説明していただき、演出もわかりやすく、星も綺麗で、大人も子供も楽しめてとてもよかったです。私は緑区の南大高からきましたが、緑区でもやってほしいと思いました。
・ただ星を眺めるだけでなく、宇宙の神秘や星座にまつわるお話、生命がつながっているということ、など、毎回忘れていたことを思い出す大切な時間だと感じています。ぜひこれからも続けてください。応援しています。”
(文責: チョクこと松下直美)


2日間、息子の正輝と参加させていただきました。うわさではきいておりましたが、すごく楽しい二日間でした。1日目、お昼から至学館大学附属幼稚園の年長年中さん向けに7メートルドームでの投影を5回行いました。1回目の年長さん、外から見ていてもドームが揺れるくらい、そして真理子さんの声が聞こえないくらい元気いっぱいでした。この瞬間を待ち侘びていたかのように、嬉しさ爆発、テンション超MAXに盛り上がっていました。子供達の「嬉しい‼︎」というパワーや気持ちが外で聞いているこちらにもしっかりと伝わり、気付けば私達も笑っていました。
夕方からは場所を大府市役所に移動し、スクリーン上映と星の雑貨屋さんを行いました。10秒数えて星がたくさん見える瞬間、歓声が湧き上がりました。夢中をみんなで体験したかのような時間でした。その後、懇親会にも参加させていただき、たくさん笑いました:ウケる:人と繋がるって楽しいです。

2日目は、なんとなんとドーム8回と最終スクリーン1回という過密スケジュールでの開催でした。地球ごまと星座カードのワークショップも行いました。ドームから出てこられた方、ほとんどの方がワークショップを体験していました。至学館大学の学生さんがボランティアで大活躍でした。私は主に雑貨屋さんを担当しました。1日目はキーホルダーやネックレス、2日目は缶バッチが売れ筋でした。ドームから出てきた方が、声をかけてくださり、「泣いた、泣いた、すごくよかった。もう本当に感動した。娘は楽しかったって言ってたけど、私はなんかこう心にくぅ〜っっときた。」と感想を教えてくださいました。

人はそれぞれいろんなものを抱えながら生きていて、星をみるとき、抱えているものから解放されて、スーッと心に星や宇宙が入り込んでいく、そして満たされていく、幸せな気持ち、そんな瞬間だったのかなと想像しました。プラネタリウムで少しでも気持ちが楽になったり、前を向いていけると思えるようになったり、そんな経験をたくさんの方々にしていただけるようなお手伝いができたらいいなと感じました。みんぷら実行委員のみなさん、来年も行きます。やみつきになりそうです。真理子さん、跡部さん、お疲れ様でした。みなさん、素晴らしい時間を共有させていただきありがとうございました。
(文責: 安藤晃子)


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