アンドラフさんへの出張プラネタリウムレポート

アンドラフさんへの出張プラネタリウムレポート

6月17日(金)に多摩市内の+laugh(アンドラフ)さんという子どもデイサービスに行ってきました。
投影は、あいプラネットの野田さちよさんです。
レポートは、参加した、植村あゆみからいたします。

アンドラフさんは、高校を卒業したこども達の居場所を作りたいと開設されました。
アンドラフさんは商店街の中にありまして、駄菓子屋さんを併設していて、利用者さんの
お兄さんお姉さん達がお会計をやってくれたりします。
街の中にみんなが共に生活をしていて、みんなの見ている景色の中に、
赤ちゃんからお年寄りまで、障がいがある人もない人も、当たり前に存在している、
そんなことを思って、この場所で、駄菓子屋さんと一緒に、居場所作りをされています。

17日に参加してくれたのは、未就学のお子さん2名と、高校を卒業したお兄さん方3名。
昔ながらの商店街の低めの天井と、商店街ならではのガラガラシャッターで、
あっという間に真っ暗でアットホームな小さなプラネタリウムができあがりました。
野田さんのやさしい語りに導かれて、今日の星空から満天の星空へ。
天井を横切る天の川には、おお~という声が聞こえてきます。
お誕生日星座を見上げながら、そしてまた太陽の周りを回る地球を眺めながら、
未就学の小さなお友だちのお誕生日と、もう二十歳というお兄さんのお誕生日を数えていくと、
地球1周分のなかに、数え切れないほどのことが、言い表せないくらいぎゅっとつまった大切なものが、
あるんだよなあと感じられました。
首をぐうっと伸ばしてじいっと星を見上げてくれていたちいさな女の子。
トコトコ歩きながら惑星にバイバーイしたり、機械に興味津々な男の子。
近づいてくる火星や土星のわっかにいいタイミングで相づちしてくれるお兄さん。
眠っちゃたかもと思っていたけれど、ちゃーんとじいっと星空を見てくれていたお兄さん。
前回は別のデイサービスで、今回はアンドラフで、またまたお会いできてうれしかったお兄さん。
スタッフさんのやわらかくあたたかい声とともに、
とってもあったかい雰囲気の中で行うことができたプラネタリウムでした。
最後には、駄菓子でできた花束をいただきました!
とっても嬉しかったです。感謝感謝でした!
—–

この出張プラネタリウムは、TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトのご支援によって行われました。
他、5月には日大板橋病院、みちのく福祉会多機能型事業所ちゅうりっぷ、社会福祉法人ひまわり さんでフライングプラネタリウムが行われました。
TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトのご支援による無償プラネタリウムについてはこちらへ