山の都ふれあいコンサート

山の都ふれあいコンサート

11月21日、第41回山の都ふれあいコンサートが無観客で開催されました。2008年に「星つむぎの歌」が誕生して以来、「ふれコン」のみなさまとはずっとおつあいさせていただいています。星つむぎの歌の手話がうまれたのも、このつながりから。今回は、星つむぎの村を代表して(?)、小1の藤田唯ちゃんが、岩崎健一さんの「2020」を歌うことになり、応援部隊も村人がかけつけました。
この日のステージの様子は、
https://youtu.be/d4N9zAWGYQQ

でご覧いただくことができます。

以下、一緒に舞台にあがってくれた沼一家よりレポートです。
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ふれあいコンサート(ふれコン)は1981年の「国際障害者年」をきっかけに、障がいのある方、健常者の方が共にコンサートやミュージカルを通じてふれあいの輪を広げるイベントで、今年で41回目を数える歴史あるコンサートです。
昨年の動画配信を見てこのイベントを知り、今年は観客として参加するつもりでしたが、真理子さんから「唯ちゃんが岩崎けんいちさんと一緒に歌うので応援して」という依頼があり、喜んで参加しました。いわけんさんは今年4月にフレンドシップライブで星つむぎの村と唯ちゃんが共演していて、我が家3人もいわけんさんの歌がお気に入りです。今回は「2020」の曲を二人が歌い、我が家も藤田家の皆さん、跡部さんと一緒に手話でバックコーラスをすることになりました。残念ながら沢山の皆さんの前で歌うことは叶わず、昨年に続き無観客での配信ライブとなりました。公演当日に通しでリハーサルを行い、そのまま本番突入のスピード感。いつもは観客として訪れる山梨で一番大きいホールの舞台裏や楽屋をキョロキョロ見回しながら、慌ただしく出番がやってきました。ガランとした客席を前にしていわけんさんと唯ちゃん、バックに藤田さん一家と跡部さん、私たちが並び曲がスタートしました。私たちは事前に杉山さんからサビの部分の手話を教わっていたのですが、唯ちゃんは曲のはじめから手話を使って歌い始めました。聞いたら自分で歌詞から手話を調べて覚えたというのでビックリ!唯ちゃんの後ろで手話をしていた杉山さんも驚いていました。
配信映像にはプラネタリウムの星空をバックにステージの映像が重なり、いわけんさんと唯ちゃんの歌声とともに温かい雰囲気でのステージとなりました。フィナーレではいわけんさんの「LOVE+」、ふれコンのテーマ曲「君はふる里に」の2曲を、いわけんさんの隣で唯ちゃんと耕介が歌いました。3日前に「フィナーレも出てね」と言われて慌てて覚えた手話もがんばってやり切りました。二人とも、よく頑張ったね。コンサートでは障がいのある方やそれを支える皆さんが作った歌を持ち寄り、様々なかたちで表現していました。無観客はちょっと残念でしたが、ステージに立った皆さんの楽しそうな表情、そして会場を後にする時の満足そうな笑顔がとても素敵でした。
私たち家族もいわけんさんや藤田家の皆さんと一緒に、終始笑顔で楽しい一日を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。