ウクライナ学校にて

4月26日(日)は、港区立男女平等参画センター リーブラにプラネタリウムをもってお伺いしました。
ウクライナから、日本も日本語も全く知らない状態で戦争から避難してきたにも関わらず、現在日本全国でプラネタリウム投影を行っているオレナ・ゼムリヤチェンコさんが、星つむぎの村とのタイアップでNPO法人KRAIANYが運営されているウクライナ学校の子ども向けにドーム投影等を行いました。
星つむぎの村からは、真理子さん、跡部さん、左絵子さん、林公代さん、田中里佳さん、森本さん、ほしむすびさん、たつじくん、永田さん。
他、オレナさんの日本におけるプラネタリウム投影をずっとサポートされている大川さんもきてくださいました。
また、ギャラクシティの齊藤さんからは、ウクライナのスカイラインをご提供いただきました。
★企画経緯について(左絵子さんより)
昨年、足立のギャラクシティでオレナさんの解説があったとき、職場の同僚(ウクライナ人)に声をかけました。ほんとは子どもも連れて行きたいが、そのときの投影が遅い時間だったため、残念だがあきらめる。うーむ、それは残念だ。(その後、今年の1月はお昼だったので親子で来館していました。)その話を聞く前に、子どもさんが日曜にはウクライナ学校に行っていることを聞いていました。子どもさんが夜遅い投影に来ることが難しいなら、オレナさんをウクライナ学校に引っ張って行こうと思ったことがきっかけでした。
一方、誰でも星を介してつながっている、一緒に星を見ようという星つむぎの村のメッセージも、ウクライナから日本に来ている方たちに伝えたいと強く思っていました。 ので、この2つをくっつけちゃったわけです。
★実施内容
午前中は低学年(小1~小4)、午後は高学年(小5~中3)向けで、全てウクライナ語で以下のような内容で実施されました。①ウクライナ語で書かれた太陽系惑星の名称と日本語で書かれた惑星名+写真を結ぶゲーム、惑星に関する解説②プラネタリウム投影:北斗七星~北極星の位置把握、ISSでウクライナの上空を飛ぶ、アルテミス計画…etc.③自分の誕生日の星座カード作成:ウクライナ語の星座名シールや、好きなシールを貼ったり、塗り絵をしたものをパウチ
★感想①(永田さん)
印象的だったのは、オレナさんがワークショップでも投影でもウクライナ語で活き活きと解説され、それに対して子どもたちも積極的に発言して非常にインタラクティブな場になっていたということです。ウクライナ語は分かりませんが、部分的に聞こえてくる言葉をよく聞いてみると低学年でもアルテミス計画を知っていて月に人が行ったことを楽しそうに発言している子もいたり、高学年は全体的に落ち着いた雰囲気かと思いつつ、投影では積極的に発言している子が多く、かつ自分の好きなことに対して芯を持っている子が多そうだなという印象を受けました。また、①の惑星ワークショップのところでオレナさんが惑星の知識などをしっかりインプットし、コミュニケーションを取ったうえでプラネ投影に入るという構成もよりインタラクティブな投影に寄与していたと感じます。
私は設営やシール等の準備や、主に低学年のサポートを行いましたが、デンマークのペダゴーの理論の中に「自分の中に黄色信号を持つ」というものがあり、基本的には手を出さず見守りつつ、ヘルプを求めていそうな子や求められた場合にシール貼りなどのお手伝いをさせていただきました。そうしていると、低学年でも自分からヘルプを発してくれたり、意思表示をしてくれるケースが多々あり、主体性が伸びているという点で非常に良い育ちをしていることが見て取れました。日本では全体運営や共同体を優先することから急かしたりすることが保育園や幼稚園でも多いのですが、可能な範囲で時間軸を子ども主体に合わせて支援していくこともまた重要で、特に低学年の子にはそのような見守りを意識していました。
2月にギャラクシティでオレナさんの講演をお聞きした際、こういう時だからこそ星を見上げることがより多くの意味を持つと改めて考えたのと同時に、僅かな期間で全く知らない国の言語を覚えて投影までやっておられるオレナさんの姿に「人間やってやれないことはない」と勇気をいただいたこともあり、今回飛び入りでお手伝いに参加させていただきました。この投影でのウクライナの子どもたちの様子を見て、改めて星を通じて繋がることの素晴らしさを再認識させていただきました。私自身、今後も色々な形でコミットしたいと感じるイベントでした。
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★感想②(たつじくん)
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昨今のウクライナ情勢が始まった頃、僕は高校生でした。大学生になってからなにかできないかなと思っていたのですが、何もできないまま気づいたら大学4年になっていました。そんな中、星つむぎの村とウクライナ学校のイベントが行われると知り、参加することにしました。僕自身はなにか特別なことができた訳ではありませんでしたが、ウクライナ学校の皆さんと過ごした時間は貴重でした。オレナさんのウクライナ語による宙先案内は、エネルギーに溢れていて、子どもたちもいきいきとして、楽しく盛り上がっていて、文字通りドーム内も熱気に包まれていました。映し出された星空もいつもと違うものでした。ウクライナ語が分からなくても、その空気を感じて星空を眺めて、ワクワクしながらもウクライナを想い、胸がジーンとしました。最後には、ウクライナカラーのブレスレットをいただきました。なにか特別なことができる訳ではなくても、ペンダントを見てウクライナを想い続けることはできる。できることが見つかったら、できることを探しだせたら、やってみたい。それまではウクライナを想うことを大事にしたいと思います。そしてまたイベントがあれば参加したいです!
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感想③(左絵子さん)
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真理子さんとオレナさんが何度も打ち合わせやリハを重ねた投影番組、村人のみなさんが積み上げてきた星座カード、どれも子どもたちの心をつかんでいましたね。東京とハルキウでは北極星の高度がかなり違う、光害がないと星のまぶしさが全然違う、このあたりでオーの声が上がるのは予想していました。加えて真理子さんが探し出してくれたISSのウクライナ上空飛行部分、低学年組に付き添っていたご家族さんたちもどよめいていました。子どもたちも手を伸ばしていましたね。
めちゃくちゃ元気な低学年の子どもたち、興味シンシンでそのことをはっきり伝える高学年(もしかして高校生もいたのでは。。。)、その子どもたちを相手にオレナさんがとても楽しそうに話をされていました。 さてさて、これでオレナさんとウクライナ学校さんとはつながりが出来たので、今後もその関係が続いていくと思います。 一方、コラボその2、これは星つむぎ@ウクライナの学校、これがいつか実現するといいなあと強く思います。キーウに日本文化センターがあるようで、夏に浴衣来て盆踊りなどしていたようです。そういうところに星つむぎのメンバーが出かけていき、学校やプラネタリウムで火星をぽーん。やりたいですよねえ。
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今回のプロジェクトに関わっていただいたたくさんのみなさま、ありがとうございました。








