金沢子ども医療センターにて

5月8日(木)は、金沢こども医療センターの児童発達支援センターそよ風にて、7mドームプラネタリウムを実施しました。全国各地から村人が集まり5日間にわたって石川県内を巡った、能登ツアーの3日目です。
TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。
参加村人は高橋、跡部、小林、ゆかこです。
レポートは小林です。午前は、児童発達支援センター(なかよしはうす、くれよんはうす)に通所の未就学児向け、参加者は約50名でした。
保育士さんと一緒にマットに寝転んで鑑賞しました。
星座のお話では、何とおおぐま座のことを知っている子がいて、真理子さんも保育士さんたちもびっくり。事前に子供たちの星座を聞いていたので、名前を呼ぶと「はーい」と返事をしてくれて、嬉しそうでした。火星の投げ上げでは怖くなって泣いちゃう子がいたけれど、保育士さん曰く”マットに下すタイミングを間違えた!反省。。。”とのこと。呼吸器を装着している女の子が、終わった後に何度も何度も真理子さんに「ありがとう」と伝えてくれて、とっても楽しんでもらえた様子でした。
午後からは、療養介護のコスモス棟に入所、ぽっぽくらぶ通所の成人向け 参加者はこちらも約50名でした。
全員が車いすやバギー利用者だったので、部屋はいっぱいだったけど、看護師さんたちがどうしたら星が見やすいか考えて上手に配置してくれました。最初は落ち着かない様子の利用者さんも、だんだん集中して見入っている様子。付き添いできていた看護師さんたちも、予想に反して静かに見ていて意外だったとのこと。
ちょうど午後のタイミングで、プラネをしているところにたまたま出くわした利用者のお母さんと思われる方が、「私これオンラインで見たわー」と言っているのが聞こえて跡部さんと話しかけると、下のお子さんを亡くされ、同じようなママさんたちを支援する団体の代表をしてらっしゃるそうで、フラプラを見たとのこと。星つむぐ家を紹介すると、お子さんが生きている頃は毎年家族で八ヶ岳に旅行されていたそうで、「ぜひ行きたい!」とおっしゃっていました。そのままプラネに飛び入り参加し、とても楽しんでいただいたようでした。
お昼休憩にはスタッフ向けに、入れ代わり立ち代わりで合計40名ほど参加していただきました。真理子さんから、「利用者さん向けの投影と、大人向けの投影どっちがいい?」との問いかけに、迷わず「大人向けで」と。
最初に部屋に来てくれたのは、小児科の先生。一番にマットに寝転んで、最後まで観ていただけました。最初から最後まで観られたのは20名ほどでしたが、最後は「デトックス、デトックス!」と言っていて、とてもリラックスしていただけたようでした。