マインハウスにて

1月19日は高橋、跡部、藤田、長尾、井関、大澤、ゆきちゃん、美由希さんと一緒に神戸マインハウスさんに行かせていただきました。TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。
村人からたくさんレポートが上がっています。
ーーーー
まずは、このご縁のきっかけとなった井関のレポートです。
お天気に恵まれたマインハウスさんでの投影。
めちゃくちゃ素敵な施設のマインドに触れ、ぜひここで投影したいなって思ったのがきっかけでした。
医療が必要な子も医療が必要でない子も一緒に受け入れていて、併設の施設の高齢者の方との交流もあったり、地域の人や障がいがある子の親どうしの交流も考えてカフェスペースも備えた2つ目の施設も昨年完成されて、ますます「ごちゃまぜ」感が増していました。今回のイベントは今までで最多の参加申込だったそうで、元気いっぱいのスタッフさんが沢山。
お祭り盛り上げ隊のスタッフさん、重たい荷物もササっともってくれた細マッチョのスタッフさん、センス抜群の広報スタッフさん、マインハウスのsns投稿にあがることを楽しみにしつつ、今日は投影と星座カードと地球ゴマのワークショップ、ロケット飛ばしもあり、施設側のおもちつきやくじ引きなどにぎやかなお祭りイベントでした。
投影は4mドームで5回投影、そのうち2回ドームの中に入らせてもらいました。
準備中にはドームを見て「これがプラネタリウムってどういう事?」って感じのリアクションをしてくれたスタッフのお子さんや
今年に入ってから体調がなかなか落ち着かず、今日が久々のお出かけで入る前の説明の時から急に手足をバタバタ、にこにこしだしたバギーっ子の子どもちゃんや、明らかに怖がっているきょうだい児さんやみんなそれぞれのリアクションでした。
エアドームで星を観る、車椅子やバギーに乗ったまま観る、みんなでゴロンと寝転がって観る、科学館で観るプラネタリウムと違う貴重な体験をこれからもいろんな方にお届けできますように☆彡今回とても素敵なメッセージカードをマインハウスさんからいただきました。
続いて、美由希さんからのレポートです。
まず最初に驚いたのが、施設が自然に地域の住宅に馴染んでいて、地域密着型と言うのがパッとみただけで感じられたこと。そして中に入って、中の作りが素敵だったこと。1Fは吹き抜けの高い天井のある空間で、ダイニングスペース、カフェスペース、「湯」と書かれた大きな暖簾がかかっているお風呂、駄菓子屋さんコーナーなどもあり、みんなが楽しく過ごせるスペースがありました。そして、スタッフの皆さんがみんなお若くて、とても活気があって、そこにいるだけで元気をもらえるような場所でした。
そんな素敵な空間で4mドームを立てて、これはまたサイズがぴったり!
ドームの中には最終回に入りましたが、入る前からみんなのワクワク感が伝わってきました♪上映中も真理子さんの語りに静かに耳を傾け、時には元気に手を伸ばしている様子はとても楽しそうでした。私は真理子さんの語りに癒され、まだ地球に戻りたくない、もう少し宇宙に居させてくださいと懇願しそうでした。プラネタリウムを待つ間や、終わった後は、子供とちとたくさん遊んで楽しかったです 。
ーーーー
「医療ニーズの高い方とその家族が安心安全に人生を歩む社会をつくる」というミッションをもって活動なさっているマインハウス。
そのスタッフの方々はどの方も気持ちよく生き生きされていました。今日はその利用者の方とご家族、スタッフの方とそのご家族の大所帯で、みなさん冬まつりを楽しまれていました。
プラネタリウムの前の「紙芝居」は跡部さんがなさっていました。わくわくするような気持ちを盛り上げて、「みんなで宇宙に行くぞ!」の掛け声をかけて、拳をあげるみんなの目が毎回きらきら輝いていました。
投影は全部で5回。私は優子さんの語りの回に中に入りました。バギーのお子さんは床に横になる形で見ていました。終わる頃に小さくニコっとしていたのが印象的でした。お母さんと一緒に観ている安心感か、指しゃぶりをしながら見ている女の子も。みんなリラックスして楽しんでいるようでした。
深くやさしい時間を過ごした私ですが、それは、このドームにいた皆さんが感じておられたのでは、と思います。
「良かった」とにこにこしているお子さん。車椅子のお子さんのお母さんは「楽しんでいたみたいです」とおっしゃってくださっていました。「この子は今まで星は見られなかったので、有難いです」とおっしゃる方も。
昼食は皆で交代して、冬まつりで出しておられる、つきたてのお餅と、豚汁をいただきました。美味しいお餅のお皿を私はうっかり落としてしまったのでしたが、スタッフの方がすぐに気がついて、「新しいのもってきますからね。掃除もしておきます」とお声がけしてくださり、すぐに対処してくださる温かさに感動していました。
スタッフのみなさんが、目配り気配りされながらいらっしゃり安心できるやさしい明るさが満ちていました。お餅と豚汁は、マインハウスに通りかかる方へも振る舞われるつもりで、ご用意されているものでした。明るく開かれているのを感じました。
やさしいお気遣いは、私たちへ感謝の寄せ書きを、帰るまでに用意してくださったことや、手土産のお菓子も、「美味しいお菓子屋さんのものを」と用意してくださるお心に現れていました。
ここに関わる一人ひとりを大切にし、それによって地域も明るくしてゆきたい、そんなマインハウスの思いが、今日少しお邪魔しただけなのに深く伝わってきました。
本当に気持ち良く、楽しく過ごすことができました。
ありがとうございました。
