高水福祉会 子ども館きららにて
11月1日(金)は、長野県飯山市にある子ども館きららにて、7mドームのプラネタリウムを3回(+短いの2回)がありました。高橋、跡部でお伺いしました。TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。
「子ども館きらら」は、いわゆる児童館ですが、7年ぐらい前に2つあった施設を統合して、新しい建物になって、中には体育館スペースもあって、子ども達が思い切り遊べる場所になっています。
とても素晴らしいのは、ここに、いわゆる学童と、放課後デイが一緒になっているということ。子ども達はしょっちゅう、一緒に遊んでいるのだそうです。
高水福祉会さんは、重症児さんもいる「かすたねっと」さんや、きららにある放デイ「コンパス」さんを担っており、今回、「きらら」に、集まったというわけでした。7mドームが立ちあがると、きららの職員さんも、みんな興味津々で、ちょっとだけ、ちょっとだけと見学にいらっしゃるので、準備の時間に短い投影をして、とても感激していかれました。
「かすたねっと」さんは、絶妙なタイミングであいの手を入れてくださる方、とても集中してみている子どもたち、スタッフさんとも一緒の一体感がとても嬉しい時間でした。
2回目は、きららの学童の1年生、「コンパス」さんが一緒にはいりました。入る前に、館長さんからのメッセージだよ、ということで、「みんなの得意なことは凸、こまりごとは凹、みんな凸凹があって、それぞれの凸凹がかさなりあって、一人ひとりは「きらきら」と星のように輝けるから、ここは「きらら」と名前をつけたんだよ。」というお話。みんなが一緒にいることの価値を最初から星に例えておられてのネーミングだったのです! スゴイ。そして、はいった2回目。満天の星になったとき、星座がでるとき、あらゆる場面において、子ども達の歓声がドームに響き渡り、でも、きくときはぴたっと静かになって聞く。とても盛り上がりました。でも、聴覚過敏の子ども達には、結構しんどい状況になり、一人ドームから出ざるを得ませんでした。
その後、2回目と3回目の合間に、大きな音が苦手なお友達が、複数名はいりました。ヘッドギアをつけているお友達もいます。合間の時間だったので、少し短めでしたが、あるお友達はとても気に入って、次の回も入りたいという。
かなり大きな音だよ、ということも職員さんに言われつつも、その子は3回目の、2年生から5年生の超元気な子ども達が、2回目以上に大きな歓声が響く中でも、一緒に楽しみました。またオンラインでも、彼らが持続的に楽しんでいけるといいなあ、と思っています。これが実現したのは、高水福祉会に携わる吉田さんが、医ケアの方のご家族と一緒に星つむぐ家にきてくださっていたことがきっかけでした。
出張プラネから、星つむぐ家に、星つむぐ家から、出張プラネに、環が広がってゆきます。