ひよこの会にて
10月8日はひよこの会へ行ってきました。会場は横浜市立盲特別支援学校。
TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。
村人の参加者は高橋、跡部、谷口、高木りょっぴぃ、金盛、からあげ、りんごの人です。
7mで3回投影。高橋、谷口、高木が一度ずつ。レポートは金盛・谷口です。
まずは金盛から。
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ひよこの会&横浜市立盲支援学校高台にあって見晴らしの良い学校の前には、この辺りは縄文から弥生時代の遺跡があるとの看板が建っていました。後で先生が、その遺跡のために校舎が不規則な形になっているのだと説明してくださいました。投影は3回。1回目の投影前から、入りたくないと涙目で訴えていた小学部の男の子。結局みんなと一緒には入れなかったけれど、その後うまく誘導されてスルスルとドームの中へ。私も一緒に入っちゃいました。はじめは多弁で落ち着かず、機械の方ばかり見ていたのですが、付き添いの先生が寝転がるように促し、にっちさんの優しい語り口を聞きながら次第に宇宙に引き込まれていきました。とても集中して見ていました。
1回目とその後の投影を見た子供たちが、すぐに感想を点字やプリントアウトして持ってきてくれました。網膜投影機というのを開発されている会社の方も来られていました。機械を覗くと、遠くのものも割とはっきりと見えました。メガネと同じような感じですが、目のピント調節ではなく、「網膜に直接届いた刺激が視神経に伝わる」という説明を受けると、なんだか神秘的な体験をしているような気分でした。真理子さんが先生に点図の説明をされるのを横で聞いていました。天の川を実際の星の配置と同じように作成してあるという点図を見た時に、ちょうど跡部さんから点字の6つの点は「星」と呼ばれているということを教えてもらったばかりだったので、紙一面に打たれた点々がまさしく星であり、その点図を通してどんな星空を盲の人たちは思い描くのだろうと思いました。投影前には、跡部さんとりんごちゃんの息の合った紙芝居も。
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続いて、谷口から。
1回目は真理子さんの投影。盲特別支援学校に在籍している子供たちと。ドームの空間、音の響き、空気の流れ。初めての体験です。落ち着かず体を揺らしているお子さんや、光源であるプロジェクターを覗きこもうとする子もいましたが、真理子さんの点図も併用した案内に引き込まれるように集中していく様子もありました。
2回目は私の投影。先生たちと、ひよこの会のお子さんと。多動傾向のあるお子さんが集中して聞いていたと、後でお母さんが教えてくれました。
3回目はりょっぴぃの投影。ひよこの会の大人の方たちが多く、落ち着きもありつつも皆の一体感を引き出すような投影でした。
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主催のひよこの会の今泉さんからの感想です。
帰宅後、いただいた点図を子供2人と鑑賞しました。
大三角形につきましては天の川の中からなかなか探し出せず大爆笑していました。
よく触りよく観察していて、三角形を辿ってみたり横着してもわからないものかと試していました。姉は帰宅後教科書の資料と点図を並べ
点図に書いてある点字を一生懸命訳したり、本の裏の解説や問題がとても面白いから授業でみんなとやりたいから先生に明日持って行くと喜んでいました。点図で子供2人が星の話をできるのが私としては嬉しい発見でした。
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見える人も見えない人も星を通して同じ話題を共有できること、プラネタリウムの後もそうした瞬間があること、
今泉さんの嬉しい発見を、私たちもとてもうれしく思います。