やすらぎの里にて

やすらぎの里にて

10月5日(土)は、東京都江戸川区のやすらぎの里北小岩にいってきました!特別養護老人ホームと児童発達支援、その他の複合施設です。こちらはTOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。4mドームで5回投影。参加村人は、真理子さん、にっち、りょっぴい、やんばあです。レポートはやんばあより。

初っ端、所長さんが「わたしが一番見たかったんですよ~!!」と迎えてくれました。真理子さん、にっち、りょっぴいが交代で案内。見てくださったのは、重症心身障害児さんときょうだい(小学生)とそのご家族、また、老人ホーム通所(ショートステイ)の方々、職員のみなさん。

合計参加者の半分くらいがお年を召した方で、ほとんどの方を車いすのままお迎えしました。4mドームにいっぱいいっぱい。みなさん初めての体験でした。
優しい声の星空案内にうつらうつらしていらした方も 火星が迫ってきて、みんなで「そーれ!」と押し上げる場面では一緒に手をあげ、それからは宇宙に見入っていました。真理子さんが外に出ていた回でおっしゃるには、「入っていった時と出てきたときの顔が全然違う」とのことでした。70年80年と太陽を回り続けていらっしゃる方々。子供たちの何十倍も夜空を見たことがあります。そのときそのときいろんな思いで見ていたことでしょう。
自分で動けなくなるということは 自由に星空を見ることもできなくなるということでもある。
久しぶりに見あげた星空からはそれまでの人生の部分部分に思いが飛んだのではないでしょうか。
車いすで並んで待っていらっしゃる方の姿に自分も重なったのでありました。