北海道医療センターにて
8月29~31日は、北海道難病センターが、コーディネートしてくださった3日間になります。もともとは勇者の会、という、長期入院の子ども達の学習支援を主に行っている団体さんからの声がけでした。
8月29日は、北海道医療センターにて4mドームでプラネタリウムをお届けしました。
村からは高橋が参加し、難病センターから4名、勇者の会から4名、星つむぎの村の手伝いとして、大学時代の後輩の池谷るみこさん。
北海道医療センターは、(函館の近くの)八雲病院や、もう一つの病院が統合して、新しく大きな病院になっています。
ちなみに「難病センター」というのを都道府県でもっている、というのは早々ないのだそうです。そこの若い職員さんは、京都からいらしたとのこと。学生で研究をしていたときにも、北海道をみてこい、と言われて、こちらにご縁ができた、とのことでした。今回、お手伝いにきてくださっている若い学生さんご自身も難病とのこと。道内のいろんな団体のハブとしての役割を果たしています。
プラネタリウム見たい!という希望者が多くて、今回は、4mだったので、なかなか多くははいらず……。でも、併設の支援学校からや、主に筋ジスの病棟からいらしてくださいました。
勇者の会のみなさんは、たくさんの提灯をぶらさげたり、海や花火など、夏の演出をたっぷりされていました。最後は「たからばこの鍵」を魚釣りして、そのカギをあけると、プレゼントがある、という仕組み。12時30分から、45分クールでひっきりなしの6回投影。全員が、車いすや電動車いすのままはいり、先生やスタッフさんはその隙間にしゃがむ、というスタイルで、寝転がってみてもらうことはできず。
1~5回は、5名ずつ+つきそい。最後の回は、ベッドのまま入る15歳の少年で、そこに、先生やスタッフさんも大勢はいりました。終ったあとから聞いたのですが、入院してから(数ヶ月??)何もやりたくないし、外に出たくもない、といって、支援学校の先生たちもどうしたら……という感じだったようなのですが、今回プラネが終って、花火や海の雰囲気も味わったあと、外にでようという流れになって、とっても久しぶりに風を浴びたのだそうです。 プラネタリウムの間、なんども名前を呼びましたが、顔はずっとそむけたままだったけど、何か感じてもらえたかなあーと思います。
また一緒に星をみましょうね。