熊本再春医療センターへのフライングプラネタリウム
熊本再春医療センターは、以前から何度もフライングプラネタリウムを実施してくださっているお得意さんです。今回も2週間のレンタルの間、たくさん楽しんでいただいた他、2回のライブ配信も行いました。
1月31日の配信では、星つむぎの村から、高橋以外にも、よーだとにっちが、参加。よーだは、去年5月から、ずっと無菌室で闘病中です。にっちは、北海道から参加。 今回、88星座の中から生き物星座を、ご覧になるみなさんそれぞれが選んでいただき、それを次々に紹介しました。中には、きょしちょう座、とか、カメレオン座、とか・・かなりマイナーなものも。
2人からレポート、センターからもさっそく感想が送られてきました。
<よーだより>
今回、にっちと一緒にお名前呼び&星空紹介をさせていただきました。最初に、zoomでつくし病棟の皆さんにご挨拶をしました。何度もみてくれている方、今日初めて見る方など様々でしたが、皆さん楽しみにしてくれているようで嬉しかったです。
今回は、好きな生き物の星座を選んでもらいました。やまねこ座やとびうお座など、普段は紹介できないようなマイナーな星座もたくさんあり、面白かったです。
前半のお名前呼び&星空紹介をよーだ、そして後半をにっちが担当しました。slackのハドルミーティングを使って話し、星座絵などの映像は真理子さんに出してもらいました。
お名前呼びの時に、にっちが「みんなで名前を呼ぼう」と言って、「せーの、〇〇さん」と掛け声をかけていました。みなさんとっても楽しそうに盛り上がっていたので、すごいなぁと思いました。私は、入院している無菌室からお話しさせていただきました。数日前に熱が出たり、当日の朝まで自分のスケジュール調整をしたり…とお騒がせしてしまいましたが、お話しさせていただけて嬉しかったです。病院から病院にフラプラを届ける、というのも不思議な気持ちでした。自分が入院していても「星の話をしたい」「届ける活動に参加したい」という願いを叶えていただけて、真理子さんとにっちと一緒に参加できたこと、幸せな気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
<にっちより>
昨年貸出映像も一度担当した再春医療センター。選んでもらった星座紹介を、よーだ&にっちが担当しました!
雪降り積もる北海道からにっちのレポートです
プラネタリウム中も、Zoomで聞こえてくる反応があまりにあたたかく、時に笑いも起きるにぎやかな空間。こちらから一方的に名前を呼ぶだけでなく、職員の皆さんと一緒に一人ひとりのお名前呼びをすること、その人に届けたい言葉を選ぶことを心がけました。
真理子さん、よーだ、にっち。一人ひとり離れていたけれど、距離を飛び越えてつくし1病棟のみなさんと一体になる時間を体感しました!
また、真理子さんの星語りの淀みなさ、緩急にじっと聞き入ったり、よーだのやわらかくしなやかな声に私ももっと頑張るぞ!とどきどきしたり、一緒に参加できて本当に幸せで刺激になる時間でした。
また一緒に星を見ましょうね
<センターより>
「どの星座が誰なんだろうとわくわくした」
「名前を一度呼ぶだけでなく、その星座の特徴と合わせて
その方に語りかけてくださっていたため、より盛りあがった」
「はじめて見る星座もあって楽しかった」
「みんなで名前を呼ぶタイミングもあり、特別感があってよかった」
「日ごろ見ている配信とまた違った楽しみ方ができてよかった」
「感染状況や年度末で、働きながら心に余裕のない時もあるけど
この時間だけは私たちも癒された」などの感想が聞かれ、
とても好評でございました。
日ごろ、夜に外に出て過ごす機会のない利用者さんと
星空を見上げてワクワクドキドキしながらそれらの想いを共有し
癒しや心の安らぎを感じながら過ごす時間がもててとてもよかったです。