小田原支援学校にて

小田原支援学校にて

1月18日、神奈川県小田原支援学校に7mドームをもって、お伺いしました。 TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。星つむぎの村の参加者は、高橋、跡部、古賀、津田の4名。以下、津田さんからのレポートです。

全部で7回の投影が行われました。

1回目 9:30 知的小学部4.5.6年 8名 +先生
2回目 10:05 知的小学部1.2.3年 20名 +先生
3回目 10:40 肢体小学部+湯河原小学部 17名(リモート?湯河原肢体部門) バギー1台 +先生
4回目 11:15 知的中学部1年 8名 +先生
昼食
5回目 13:10 知的中学部2.3年 12名 +先生
6回目 13:45 肢体中学部、高等部 11名 バギー4台 +先生
7回目 14:20 知的高等部1年 14名 +先生

7回とも、星空案内は真理子さんでした。
ドームの中に入るのが怖い子どもがいましたが、ドームの外で、タブレットを使ってフライングプラネタリウムの録画を同じタイミングで再生して視聴していました。どの回の子ども達も先生も、とても良い反応をしてくれていました。
声を出したり、手や身体を動かして、喜んでいる様子が良くわかりました。
個人的な感想ですが、これは、先生方が、普段、愛情を持って、明るく子ども達に接している事の表れではないかと感じました。

最後の知的高等部の回では、こんな事がありました。
ドームの中が暗いので、どうしても入るのを嫌がっている女の子がいたのですが、
先生たちが無理やりその子をドームに押し込んでしまいました。
ドーム内でも、最初はうつ伏せで見る事を拒んでいましたが、だんだんと星空を
見るようになり、真理子さんの案内に反応しているのが分かりました。
そして、朝が来て明るくなると、ニコニコ顔になっていて、あんなに入るのを嫌がっていた子が、今度はドームから出るのを拒んで、先生が押し出していました。
これを見ても、先生方は、その子の事を良く分かっていて、無理やりでも入ってしまえば、楽しんでくれるという自信があったのだと感じました。

そして、最後に、ある先生が、「今まで見たプラネタリウムの中で、一番良かった。感動して涙が出ました。」
と、私たちに、わざわざ言いに来てくれました。
星空の癒しマジックはすごいです!

ホスピタリティにあふれる空気に、私たちもとても楽しく、安心して行うことができました。
ありがとうございました。