はつかぜさんと
8月17日(木)、大阪府箕面市立小野原多世代地域交流センターにて「はつかぜ」のみなさんに天井投影を行いました。TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。レポートは清水です。
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真理子さん、跡部さん、清水の3人で伺い、箕面市立小野原多世代地域交流センターにて天井投影を行いました。
私は大阪出身ですが、大阪でプラネタリウムの投影に参加するのは初めてでした。ちょっぴり特別な気持ちでの参加です。
荷物の搬入をしていると、はつかぜさんのスタッフさんがやってきました。
部屋の間仕切りやテーブル、椅子の移動などをテキパキとこなし、マットもあっという間に準備完了。
何か拭くもの…と探していたらウェットティッシュを差し出してくださったり、「何かお手伝いすることありますか?」とたくさん声もかけていただきました。とてもやりやすい雰囲気を作ってくださり、始まる前から嬉しかったです。
投影は3回行いました。
1回目はスタッフさんとこどもたちがマットの上にごろんと寝そべって宇宙を見上げました。
こどもたち、スタッフさん、こどもたち…と交互にプロジェクターまわりにごろんした姿は圧巻です。
始まる前から嬉しそうに話していた女の子は、投影中も「はい!」と元気に返事をしてくれました。
宇宙旅行のシーンでは、真理子さんの「土星の~」という問いかけに、「わっ!」とぴったりなかけあいがあり、笑いが溢れた回でした。
2回目、3回目は、ご家族向けの投影。
入ってくるときから皆さん楽しそうです。
星に詳しい女の子がいて、投影中の質問にも積極的に応えてくれていました。
火星をみんなで投げるとき、お父さんや比較的年齢の大きいきょうだいさんもすっと手があがっていて、心なかでガッツポーズ!
赤ちゃんもきてくれていて、投影後にとびきりの笑顔をくれました。楽しんでくれたんだなぁと、またまたガッツポーズ!!
特に印象的だったのが、お母さんとお兄ちゃんと弟くんの3人で来られたご家族です。
私が待機していた場所から投影中の様子がよく見えました。
お兄ちゃんは、星空と同じくらいの頻度で弟くんの方を見て、星を指したりして、何かを話しかけていました。
お母さんもそんな二人の様子を見守っている感じ。最後に地球に戻ってきたとき、お兄ちゃん、お母さんで弟くんを抱きしめていました。
その姿が今でも心に残っていて、思い出すとぐっときます。
終わったあと、そのお母さんが、「家族みんなで参加できる場が中々ないです。今日はお兄ちゃんも一緒に来ることができてよかった。」
と言っていました。お兄ちゃんも笑顔でうなずいていました。
他のご家族さんもしきりに楽しかったと声をかけてもらいました。直接、嬉しそうな顔や感想をいただけると嬉しさ倍増ですね!
星つむぎの村のプラネタリウムで学んだことのひとつが、「家族でおでかけするのが当たり前じゃない家族がいる」ということ。
他の投影場所でも、「家族みんなで来ることができて嬉しいです。」と感想をいただいたことがあります。
最初は、星が好きで参加していた私でしたが、こういった場を作っていくことの意味や意義にも目が向くようになってきました。
参加してくれる方が楽しい、開催する側も嬉しい。このような場を作るお手伝いを今後も続けていきたいです。
写真撮影の合言葉は、「たこやきだいすき~!!」
とても楽しい一日でした。