星つむぎの村通信 -No90- 2023.4.6発行

星つむぎの村通信 -No90- 2023.4.6発行

WBCの侍JAPANの快進撃、素晴らしかったですね。
今までの代表とは違って 楽しそうにプレーする姿も印象的でした。
そして チェコ代表の爽やかさにもウキウキしました。そのせいか、テレビの視聴率も連日40%越えだったそうです。
大谷選手、村上選手、吉田選手などは、超有名人となってしまいました。
でも、その陰で(出番も少なくても)支えてくれた多くの選手たちの存在も忘れてはいけないなぁ、と思います。
そして、野球といえば、センバツ高校野球!
山梨学院 初優勝おめでとう!
野球人気はそのまま プロ野球や大リーグに流れているようで、今年は baseball yearになりそうな予感♬
だんだん、まぁるい月が 野球のボールに見えてきてるのでした。。。
では、星つむぎの村通信 90号をお届けいたします。
今回も、お楽しみください~

(仲道正恭)

<星空俳句>

  花散らし 雨のち開く 星宴(ほしうたげ)

桜の花は、全国で「いつもより早い開花」の便りが聞こえてきます。
昨日、おとといの二日にわたる雨で、東京、甲府辺りは散り始めたのではないでしょうか。
去る3月24日の夕方は金星が月に隠される金星食があったはずですが、こちらは天気が悪く、見えませんでした。
ZTF彗星が美しい姿を見せ、過ぎ去っていきました。
最近、中国の紫金山天文台ほかで明るくなる可能性のある彗星「紫金山アトラス」彗星が発見されたというニュースが飛び込んできました。
来年夏ごろから見えはじめ、0等級から1等くらいに見えそうとか。楽しみです。

2023.3.27 (青りんご こと 齋藤泰文)

===========目次===========
1.今月の星空紹介
2.宇宙小話
3.活動報告 -地域活動レポート(東京都多摩市にて)ー
4.村人投稿
========================

1.今月の星空紹介

春宵一刻値千金。
すっかり春ですね。
筆者はうつらうつらと気持ちよく眠ってしまう日が多いです。

4月6日は満月です。
秋や春の満月はそれほど高度は上がらないのですが、かといって夏の満月よりは高く昇ります。
首が疲れないぐらいの高さを見上げるとそこには満月が姿を見せています。

さて、少し気が早くなりますが、4月13日は下弦の月 ( 半月 ) です。
その前日の4月12日は、水星が「 東方最大離角 」と呼ばれる位置に輝いています。
宵の夕空、西方に高さが20° 付近に見えます。

そして、その水星より高く見上げると宵の明星、金星が高く輝いています。
高さは40° ぐらいです。

春宵一刻に見られる天文現象もまた、
値千金ですね。

(斎藤 大)

2.宇宙小話

昨年11月、友人3人と種子島を旅しました。まずはJAXAの食堂で「オムーンライス」を食べ、種子島宇宙センター施設案内ツアーや展示室の見学、ロケット発射場が見える場所を数ヶ所まわりながら種子島をぐるっと一周した頃には、宇宙をさらに好きになっていました。
そして先日、H3ロケットの発射場をテレビで見た時、「あ~、報道陣はあの場所から撮ってるのか」「あ~、あの港から運ばれてきたロケットね」「あ~、いろんな場所から発射場見たわ」などなど、今までにない感想と共に打ち上げのニュースを見ている自分がいました。
親近感とも言えるのかもしれません。
実際に行く、見る、感じるってすごいなと思ったのでした☆
ちなみに、、11月でも種子島は蒸し暑く、涼しさに慣れていた私は、帰る頃にはヨレヨレになってしまい、ポカリに助けられたのでした。

(岸本由希)

3.活動紹介 -地域活動レポート(東京都多摩市にて)ー

東京都多摩市在住の植村あゆみです。
私は多摩市で、主に児童館さんの協力を得て、星を見る会やプラネタリウムなど、地域の親子を中心に地域の皆さんと集い、星を見上げる活動をしています。
多摩市には、娘が1歳の時に引っ越してきて今年で10年目になります。
「転勤族で2年で移動」のはずがずいぶん長くお世話になっています。
娘がまだ小さい頃、子育てに悪戦苦闘する中で、私と同じように下を向きがちなお母さんたちと一緒に、プラネタリウムの星を見てゆったりする時間が持てたらいいなぁ、自分の今と未来を俯瞰できる時間を持てたらいいなぁ、そんな思いを強く持つようになりました。
そこで、毎日のように通いお世話になっていた児童館の職員さんに話をしたところ、親子向けのプラネタリウムイベントを企画してくださいました。
もう6年も前のことです。
その頃私自身はまだプラネタリウムで話をすることができなかったので、村人のほしむすびさんこと田中真理さんやあいプラネットの野田祥代さんにもお手伝いいただいて活動をスタートしました。
そこから、少しずつ広がって、実際の星空を見る観望会やプラネタリウム、工作など、市内の色んな場所で、星を楽しむ集いの場が生まれています。
例を挙げますと、地域のひな祭り行事にプラネタリウムを組み込んで3年連続で呼んでいただいたり、公民館の高い天井に星空を投影してみんなで寝転んで星を見上げたり、地域コミュニティを作ろうと取り組んでいるみなさんが定期的に星を見る会を企画してくださったり、そしてもちろん一番はじめに協力してくださった児童館さんも継続して毎年星を見る会を行ってくれています。
最近では、1歳前後のお母さんのためにプラネタリウムをやってほしいという依頼もいただき実施しました。
私がこの活動を多摩市で始めたきっかけとなる想いが形となったもので、とても感慨深かったです。
多摩市でのすべてのイベントにおいて、たくさんの方が協力してくださっていることが、ここの活動の特徴だと言えると思います。
星つむぎの村の村人は、ほしむすびさんはじめいつもたくさんの仲間が駆けつけてくれます。
府中天文同好会のみなさんも、遠くから立派な機材を持って来てくださり、こどもたちにすばらしい星の姿を見せてくれます。
多摩市の児童館の職員さんたちは本当に熱心で、地域の親子のためにと動いてくださっています。
さらに市内で地域活動するみなさんが興味を持って呼んでくださったり、イベントに来てくださったり、応援がとてもあたたかいのです。
参加者のみなさんもです。
そんなみなさんに囲まれて、多摩市でのイベントを行うことができています。
これからも、地域のみなさんが集う場になること、子どもたちが星空を通して自分の地域を見つめこれから巣立って新たな場所に移り住んだとしてもこの多摩とつながっていると感じられること、星を見上げることで少しでも明日を生きるエネルギーにしてもらいたいこと、そんな想いを持って活動を続けていきたいと思います。
ぜひ一度みなさんも多摩市に遊びに来てください。
明るいけれどそこそこよく見える星空(笑)を一緒に楽しみましょう!!

 

(植村あゆみ)

4.村人投稿

今回は、「春」を切り取ったシーンをたっぷりとご紹介しますね!

「春のお知らせ♪ふきのとう」
撮影日:2023.3.09 撮影場所:山梨県北杜市大泉町 撮影者:立岩優子

「芝桜の絨毯?」
撮影日:2023.04.03 撮影場所:山梨県北杜市長坂町中島 撮影者:コガちゃん

「つくしんぼ」
撮影日:2023.3.21 撮影場所:京都府宇治市笠取 撮影者:そらり

「土筆」
撮影日:2023.3.19 撮影場所:東京都大田区 撮影者:小川由佳

「にょきにょき つくし」
撮影日:2023.3.30 撮影場所:山梨県北杜市大泉町 撮影者:立岩優子

「高遠城址のさくら」
撮影日:2023.4.01 撮影場所:長野県伊那市高遠城址公園
撮影者:すばる星人 こと 内海市郎

「ワニ塚の桜」
撮影日:2023.03.30 撮影場所:韮崎市神山町 撮影者:マエゴロウ こと 前田悟郎

「春の訪れ」
撮影日:2023.3.19 撮影場所:東京都大田区 撮影者:小川由佳

「サクラ咲く」
撮影日:2023.03.27 撮影場所:兵庫県宝塚市 撮影者:大澤貴代子

「桜 満開~:桜:」
撮影日:2023.3.30 撮影場所:山梨県韮崎市穴山さくら公園 撮影者:立岩優子

「蕪の桜並木」
撮影日:2023.04.03 撮影場所:山梨県北杜市長坂町中丸 撮影者:コガちゃん

 

―――――
★星つむぎの村の最近の活動報告はこちらから!
〇星つむぎの村ウェブサイト  https://hoshitsumugi.org/
〇星つむぎの村facebook https://www.facebook.com/hoshitsumuginomura/
〇星つむぎの村のプラネタリウム https://hoshitsumugi.org/planetarium/
〇病院がプラネタリウムfacebook https://www.facebook.com/hospitalplanetarium/
〇スターラウンド八ヶ岳Webサイト https://star-yatsugatake.com/