バンビのぽれぽれ広場にて

バンビのぽれぽれ広場にて

3月22日~27日の5日間、相模原市にある「バンビのぽれぽれ広場」にて、連日3回ずつのフライングプラネタリウムが行われました。全部で159人もの親子がみてくださいました。広場は3月末で閉所とのこと。その最後のイベントにしてくださったとのことです。
以下、いただいた素敵な感想をお知らせします。

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子どもたちの中には、暗い部屋や宇宙空間が少し怖く泣いてしまう子も何人かいましたが星とか宇宙とかよくわからない年齢の子も、思ったよりよく見ていてびっくりでした。
幼稚園や小学生は本当に楽しんでいました。

また重症心身障害の高校生チーム
Kくんという全盲の男子が参加したのですが、音楽が大好きなので
音や高橋さんの心地よいナレーションを楽しんでいました。
そこにおしゃべりのできる女子のお友だちもいて、その子が「クルクル」「ポーン」「飛んでった」「来た〜」など実況中継してくれて
私たちの予想を超える形でKくんが楽しめたようで、この2人のチームワークに感激でした。
ママたちも、吸い込まれるようにリラックスしてみてくれる方も多く
すごく気持ちよかった〜と言ってもらえ
良い時間を過ごせてもらえたなぁと思いました。
20歳の頃、私の地元の海で
星座が見つけられないくらい空一面ギラギラの星たちを見ました。
もう一度あの星空に会いたくて
山に登ったり、ニュージーランドに行ったり
あちこちでキャンプをしたりしていますが
まだ会えません。
どうも雨女のようなのです…
でも今回のプラネタリウムを繰り返し10回は見て、地球から見る天の川の向こうの世界がすっかりインプットされました!

なので目では見えなても、想像しながら空を見上げたいと思います。

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もう1名のスタッフの方より。
投影後、明るくなったお部屋で『高橋さんがここでお話ししていたみたい!』と、驚いたような表情のお母さんが何人もいらっしゃいました。高橋さんの自然な語りは、広場の空気に溶け込んでいました。子ども達は障がいのある子もそうでない子もみんな、お母さんの膝の上や、、寝転がってるお母さんの胸、おなか、足の上、隣とそれぞれ思い思いのところに寄り添って、親子で一緒に星空を眺める素敵な瞬間が沢山ありました。
拍手をしたり、足を気持ちよさそうに上げたり、星に手を伸ばして星をつかもうとする子ども達の姿もありました!
また、ハイハイであちこち探検に動き回る時には、私達スタッフがお子さんを抱っこしたり側にいることで、お母さんはリラックスして、そのまま寝転がって一人で星空を眺めていて下さいました。
『こんな時間普段ありませんでした』
『子どもがご飯(離乳食)食べなくても、気にしなくていいんだなーって思えました』
という感想もあり、自分を客観視できる非日常のひとときを過ごしてもらえたようです。
でも、本当は誰の上にもいつでも、、、ですから、『日常』なんですよね!