古賀さんより

古賀さんより

「12章 星との対話」で登場する古賀和子さんからのメッセージです。
★★★

様々な思いが渦巻いていて、言葉で今の気持ちを紡ぐのは難しそうです。一番最初に心に湧き上がってきたのは、真理子さんと出会えたこと、そして「星つむぎの村」の村人でいられることの幸せでした。
一つ一つの小さないのちが、この地球上で必死に生きることを模索し、隣の人の痛みを想像し、一緒に幸せになろうとしている。そんな当たり前のことが見えなくなっている私たちの姿を
星は、届けてくれているんですね。ひなたちゃん、紀子さん、優子さん、椿太郎くん、あさきちゃん、にっち、さちこさん、ペコちゃん、そして鳥海さん。今ではお顔も声も想像できる人たちのお話に、「うん、うん」とうなづきながら読みました。真理子さんが届けてくれた言葉
「誰にとっても平等にある星空の下に、私たちは「ただそこにある」ことにどれだけ、畏敬の念を持っていられるのか。それを感じぬいて生きていくことができるか。」

何度も読んで噛み締めています。自分のこれから生きていく意味そのものであるような気がします。そして、手を繋いでいく仲間に、星として見守ってくれている仲間も入れてくださったこと、日向ちゃん、星野道夫さん、そして駿介の笑顔を思いながら読みました。ありがとう。本当に多くの人に読んでもらいたいなぁと思います。
真理子さんの真っ直ぐな凛とした心が伝わってきます。
それは、真理子さんが星と星を線でつなぐようにたくさんの人の心を繋いでいく魔法です。