ひだまりハウスさん(長岡)へ

ひだまりハウスさん(長岡)へ

この出張プラネタリウムは、新潟市在住の村人、大和紀子さん、淳さんが担いました。紀子さんからのレポートです。これは、TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環で行いました。
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12月3日新潟県長岡市 アオーレ長岡にて天井投影を3回、約60名様に星空をお届けしてきました。
今回のイベントを企画されたのは、発達や成長に不安を抱えるお子さんやご家族を支援する「ひだまりハウス」代表の小西さんです。
以前、シブリングサポーター講座を新潟市で開催した時にお会いしたご縁で、プチ縁日とプラネタリウム同時開催の運びとなりました。

小西さんもご自身のお子さんに他の子とは違う特性があると知り、同じような悩みを持つみんなでお話できる場所を…と3年前に設立されました。障がい児家族の「保護者会」、
障がいや病気・不登校児の「きょうだい会」、不登校・行きしぶり親子の「なないろ会」、
3つの部会に分かれて活動されています。

会場は投影バッチリのお部屋で、遮光もほぼ必要なく、天井もフラットで星空を綺麗にうつしだすことができました。長岡市のプラネタリウムは施設の老朽化により2019年に閉館してしまったそうで、みなさん体験したことはあるけれど、かなり久しぶりだとおっしゃってました。ここでのプラネタリウムは自由に過ごしてね、お話いっぱいしながらでも眠っちゃってもいいんだよと声をかけて、いざ開始☆実際にきゃっきゃっと歩きながら見たり、手をプロジェクターにかざして火星に出る影を楽しんでみたり、家族でおしゃべりが弾んだり。「この星座はどこの方角で見えるのか?」と質問が飛んできたり(汗)。

のびのび自由なスタイルで鑑賞して頂けたのですが、寝転がっていた方から「ブランケットがあると下からくる寒さ対策になって良いかも。でも寝ちゃうかも〜」と、ありがたいご意見がありました。
寒いシーズンの投影には、敷物プラス掛け物もご用意頂くと良さそうですね。投影後、寝転がったまま余韻にひたるお子さん「もう一回みたいな」ご両親も「星空に興味を持った様子が嬉しい」。他「どうしたらウチでもプラネタリウムやってもらえますか?」などの問い合わせもあり、用意していた村のパンフレットは全て無くなりました。みなさんが親子で星空を眺めるひとときがありますように…8日のコールドムーンを眺めつつ祈りました。

今回呼んで下さった小西さん、お手伝い頂いたひだまりハウスのみなさま、イベント最初から最後まで丁寧に取材して記事にしてくれたにいがた経済新聞の記者さん、ありがとうございました。
また次のご縁につながると嬉しいです:うさぎ: