大阪府内支援学校にて

2022年12月7日・8日
大阪府内支援学校フライングプラネタリウム

今回は、フライングプラネタリウム＋７ｍドーム（関西チームの村人が7名出張して実施）というスタイルで行いました。2日間通して、参加した井関さんからのレポートです！

「みんなで一緒に見れてよかったね」
その言葉がどれだけ大切か
私自身、村人になりたいと思ったきっかけになった言葉でもあります。

　学校到着してから体育館までの道中「お待ちしてました」と声をかけていただき
先生方も初めての取り組みの様子
PTAの方たちもドキドキ・ワクワクの空気感が伝わってきましたドーム設営
大人も子供もドームの大きさに圧倒される
どうやって入るの？
中はどうなってるの？
え、なんか声の響き方が違うよねドームに入る前に見たことない物体を目の前に生徒さん達は少し緊張気味。

ドームを見て見ぬふりをする様子何が始まるのやら
自分たちはどうなるのやらのドキドキが伝わってくる先生も車いすのままがいいのか？
ゴロンして見た方がいいのか？
それぞれの生徒にとってどっちが楽しんでもらえるのか？
車いすのまま・・・

いや、やっぱりみんなでゴロンして見よう！先生たちの「生徒ファースト！」の気持ちがとっても伝わってきました

身体の大きな生徒さん達も先生が２人介助で抱っこして移動
チームワークが素敵でしたみんなでゴロンしたり、星をこんな形で見る体験ってなかなかできないねぇ～
〇〇ちゃん起きてる？〇〇ちゃんがこんなに落ち着いてみれるとは～驚きです

一度近くのプラネタリウムをお母さんと見に行ったそうですが
大泣きしてしまって見れなくて、、、
お母さん心配してたけどしっかり見れたねと先生からのお言葉生徒さんもですが、先生もにこにこで素敵な時間が過ごせた様子
校長先生も見に来てくださりました生徒の表出の仕方がとてもかわいくて
12星座の呼びかけ「かに座の人～ハーイ」って言ってくれる子
続いて「しし座の人～ハーイ」って「え！〇〇さんちゃうやん！」って突っ込まれてる
暗いドームの中でお顔は見えにくいけど、声はさっきの声と同じやった気がするなぁ～って思ったらすかさず先生のツッコミがありました自分の星座が呼ばれたとき光るおもちゃで全力でお返事してくれた子
すごく手をバタバタさせたり足をバタバタさせてお返事してくれる子
両手を激しくたたいてアピールしてくれる子
興奮しすぎかい？大丈夫かい？って気になったけど
１２星座の呼びかけ終わったら普通の叩き方になったから大丈夫みたいやね宇宙へ出発！
地球を一生懸命目で追ってる生徒さん

ドームに入った直後は暗いし、みんなどこにおるん？といった
不穏な気持ちを手をブラブラさせて表している様子だったけど
宇宙へ行ったら両手の動きはピタッととまりずーっと座ったままドーム内を見上げてる
先生もその様子を穏やかに見守ってる火星が近づいてきたぁ～みんなで跳ね返そう～
手でも足でもヘディングでもいいよぉ～
みんなで一緒に跳ね返せて一安心投影終わったらみんなとっても名残惜しそう

出てからも生徒さんはチラチラ振り返り
「ばいばい」と手を振りますが、チラチラ何度も振り返る
また一緒にみようね～と声をかける日常では体験することが難しいドームのなかで空を見上げる
ドームから出てくるときはみんな笑顔
体育館の電気がまぶしぃ～！っていう声もあってみんなで笑いあっている体験した生徒さんが書いてくださったメッセージ
「ありがとう」が言ってもらいたくてこの活動をしているのではないけど
一緒に星をみて「ありがとう」「たのしかった」って言ってもらえると
「ありがとう」って思わず笑顔に今日のこと「楽しかった」と記憶するか「怖かった」と記憶するかわからないけど
みんなで一緒に星をみれたこと覚えていて欲しいな。。。