3月の片桐プロジェクト

3月の片桐プロジェクト

3月の片桐プロジェクトは、愛媛医療センター、賀茂精神医療センター、盛岡医療センターでした。そのほか、21年度もたくさん実施した甲府病院については、別途レポートしています。

以下、現在までにいただいた感想です。思い出ノートもびっしり書いていただきました。


<愛媛医療センター>
1週間の間の上映回数は31回! 150名ほどのみなさんに見ていただいたとのことです。

・驚かれたように、キョロキョロ見渡される方、ずっと観たいと何度も観られた方がいて、本当に貴重な体験でした。
・ジーとしっかり星の動きを観られていた。
・夢中になって見上げている利用者さんや、アナウンスに反応して笑顔になったり返答したり、とても楽しい様子が見られました。
・暗さに驚いたり、ちょっと怖がる方もいましたが、映像が始まると天井をよく見たり、アナウンスに笑ったりされる方もいて、皆さん穏やかに過ごせることが多かったです。
・自分の星座(1名の方は)を覚えて喜んでおられました。
・アナウンスの最後の「さよ~なら~」に笑う方が結構いました。
・見て楽しむ、参加して楽しむ…それぞれがいろいろな感じ方をして過ごされていた。
・天井スクリーンをじーっと観ている方が沢山おられました。反響がすごかったです。
・星の動きを目で追っていた。
・「うわー」「わー」と声を出して楽しまれていた。
・普段緊張の強い方が、終始リラックスして鑑賞していた。
・目を輝かせてじーっと真剣な表情で観られていたり、にこにこ笑顔で楽しまれていました。

・利用者さん達が普段なかなか見る事のできない星座を観て、とても喜ばれていたので、星つむぎの村の皆さんにとっても感謝しています。まりこさんの声がとってもステキでお話(説明)もわかりやすくてよかったです。
・私自身もプラネタリウムで癒されました。
・とても感動的で素敵な時間でした。利用者の方々の喜ぶ姿に、私達もすごく嬉しく思いました。
・いつもと違う、素敵な時間になりました。初めて体験された方も多く、貴重な体験ができました。多職種の方にも興味をもってご協力いただきました。
・本当に素晴らしい企画だったと思います。片桐元会長さんのご家族の皆さん、星つむぎの村の皆さんに感謝しかありません。

<賀茂精神医療センター>
・素敵な機会をいただきありがとうございました。利用者さんもスタッフも一緒になって、寝転んで同じソラを見上げる・・それだけで特別な気分を感じ、利用者さんが「わー!」と嬉しそうな声をあげたり、目を見開いたり、暗闇にそわそわしたりといろんな反応がみられ、貴重な時間を過ごすことができました。

・おもいおもいのスタイルで上映を楽しんでいました。ていねいなナレーションを通し、宇宙や星の壮大さを感じ、明日への活力へとしていきたいと思います。

 

※片桐PJ巡回プログラムとは
2021年4月から「すべての人に星空を―片桐PJ巡回プログラム」がはじまりました。国立病院の全国保育士協議会の会長をつとめられておられた片桐有佳さんが、20年12月、突然、星になってしまいました。大きな衝撃と哀しみは続きますが、片桐さんに大きな影響を受けていた保育士のみなさんは、彼女の強い意志を継ぐ、ということを口々におっしゃっています。
星つむぎの村は「病院がプラネタリウム」がはじまった年から、片桐さんには、大変お世話になってきました。彼女のおかげで、病院内で療育環境にある方々との出逢いがたくさんひろがりました。
彼女がいつもソラから見守ってくれるように、そのことを、みんなが感じてくれるように、彼女の「人々が当たり前に見上げる夜空を、利用者さんも見上げてほしい」という思いを継げるように・・そんな願いを込めてこのプロジェクトを始動しました。

21年度は、26ヶ所にお届けいたしました。全国保育士協議会の会員の方々には、2022年度のお知らせもさせていただいています。
ご不明点はお問合せください。