21年度、甲府病院での試み

21年度、甲府病院での試み

国立甲府病院は、「病院がプラネタリウム」がはじまった年から、ずっとおつきあいいただいている場所です。2021年度は、保育士さんの提案で、利用者さんたちの好みになるべくあうものを・・ということで、5回シリーズで、それぞれにテーマが設定されました。
あざやかな深宇宙を見せるものも、夏の夜をひたすら星空と流れ星をながめて過ごすもの、アトラクションのような動きを出すもの(ライブ、天井)、昭和の古きよき時代を思い出せるもの、なるべく一人ひとりに声をかけていくもの(ライブ、ドーム)。
3月は、はじめて甲府病院に7mドームをいれて(2日間)、それぞれのお名前を呼ぶのはもちろんのこと、惑星の特徴と一人ひとりの性格をリンクさせながらお話するということをやりました。そして、オーロラもじっくり。 名前がなんども呼ばれていること、ドームで宇宙やオーロラに包まれている感覚、そういったものが、穏やかな気持ちに、時には刺激的に、受け取ってもらえたようです。
「病院がプラネタリウム」をはじめたころに、とりあげてもらったテレビ映像を見ると、子どもたちの成長もあらためて感じます。星つむぎの村の宣伝部長とも呼ばれるRちゃんも、今回、久々のドームが楽しめて、とっても嬉しそうでした。

いろいろなことにチャレンジさせてもらっている甲府病院のみなさまに、あらためて感謝です。