1月の片桐プロジェクト

1月の片桐プロジェクト

1月の片桐プロジェクトは、東長野病院と山形病院でした。また有償プログラムとして、
複数回ご利用くださっている、兵庫中央病院、熊本再春医療センター、そして、甲府病院も
ありました。

<山形病院>
すてきなイラスト(星つむぎの村のロゴも!)入りでの感想ノート
・本当に貴重な体験をさせていただきました。いつも同じ天井をみている患者さま。そこに見たこともない星空をみて目をパチパチする方、まばたきを忘れて見ている方、てをのばして、つかんだ気持ちで幸せそうな顔をしている方・・すごく刺激的で感動するものがありました。
・手をのばしたり、リラックスしたり、「楽しかった」という声がきかれたりしました。
・院内にいながらまるで別の空間にいける素敵な時間でした。

<甲府病院>
甲府病院は、今年度、年間5回(1週間のときと1日のときと)利用してもらっています。
保育士さんたちがいろいろと企画を考え、「いつもより深い宇宙がわかるコンテンツ」「季節の音とともにひたすら星や流れ星をみるコンテンツ」「アトラクションのように体も動かすコンテンツ」「昭和のイメージのコンテンツ」などなど・・毎回テーマをきめてそれに応じてやってきました。
利用者さんそれぞれにあったものがどんなものだろう?と、保育士さんが一人ひとりの様子をとてもよくみてくださっています。私たちにとってもチャレンジの場になっています。

※片桐PJ巡回プログラムとは
2021年4月から「すべての人に星空を―片桐PJ巡回プログラム」がはじまりました。国立病院の全国保育士協議会の会長をつとめられておられた片桐有佳さんが、去年末、突然、星になってしまいました。大きな衝撃と哀しみは続きますが、片桐さんに大きな影響を受けていた保育士のみなさんは、彼女の強い意志を継ぐ、ということを口々におっしゃっています。
星つむぎの村は「病院がプラネタリウム」がはじまった年から、片桐さんには、大変お世話になってきました。彼女のおかげで、病院内で療育環境にある方々との出逢いがたくさんひろがりました。
彼女がいつもソラから見守ってくれるように、そのことを、みんなが感じてくれるように、彼女の「人々が当たり前に見上げる夜空を、利用者さんも見上げてほしい」という思いを継げるように・・そんな願いを込めてこのプロジェクトを始動しました。
2022年度もまた引き続き、行う予定です。