熊本再春医療センターにて

熊本再春医療センターにて

6月半ばから7月半ばにかけて、熊本再春医療センターで、たくさんプラネタリウムをやってくださいました。
事前収録コンテンツに加え、ライブ投影も4回やりました。こちらのトラブル、あちらのトラブル、何回かありましたが、それもライブ感・・ということで・・(汗) 実施回数は33回。 120名以上の方々が体験されました。
ライブのときには、見る方全員のお名前と星座をいただいて、名前を呼びました。最初は、保育士さんがこちらに遠慮して、人数をしぼっていたのですが、「呼ばれなかった・・」と残念そうにしている利用者さんをみて、やはり全員で!ということで、たくさんお名前呼びました。

以下、アンケートにたくさん書いてくださったうちの一部抜粋です。

<神経筋疾患病棟の患者さんから>
・お部屋周りを実施し、たくさん使用させていただきました。4人部屋の方は、顔の向きが皆さん違うので、プロジェクターを2台~3台使って行いました。みなさん、「よかったです」「感動しました」「癒されました」とたくさん喜ばれていました。学童さんは、午後から行いましたが、朝から楽しみにしており、プラネタリウムのおかげで学校を頑張ることができたそうです。なかなか星を見ることができない患者さんたちはとても素敵な時間を過ごすことができたようです。
・きれいで感動しました。

<重症心身障害病棟>
・自分の名前が呼ばれると途端に笑顔になって嬉しそうでした。
・自分の星座があることや名前を呼ばれたことを喜んだり、名前や星座の特徴や性格等の話をきっかけに、職員とのやり取りを楽しまれたりと、LIVEならではの反応もみられていました。
・開始前から声を出されたり、にこやかな表情を浮かべたりと、いつもと違う空間(薄暗く、ゆったりとした音楽がかかっている環境、開始前の動画配信中等)をそれぞれに楽しまれ、配信が始まるのを楽しみにされているようでした。
・日頃活発な方も、動きを止めて、天井に移る映像を注視されており、穏やかに過ごされていました。
・一度だけでなく、もう一度見たいと再度、活動参加を希望される方もいらっしゃいました。
・ナレーションが始まると高橋さんの声をさがしているような表情をされたり、空を見上げたりと様々な表情がみられました。
・視力の程度が捉えにくい方がいたのですが、周りが暗くなると何かを探すような視線だったり、プラネタリウムの光を見つけたような表情をされたりして、新しい発見がありました。

<小児科病棟>
中学生6名参加させていただきました。「楽しかった。」、「床で寝てみると迫力がありました。」などいつもとは違う体験ができたことでうれしそうな様子が多く見られました。また、「夏休みに星を調べてみようかな。」などと星に興味を持つ子もいました。今回は中学生のみの参加だったので、次回はもっと小さなお子様とも一緒に活動できたらいいなと思います。