宮城県名取市閖上にて

宮城県名取市閖上にて

11月29日(土)、30日(日) 宮城県名取市閖上にて場所: 閖上公民館29日14:00~15:30 「災害から医療的ケア児者を守るために ~経験者から学ぶ発災後の生活と備え」16:00~、16:30~ プラネタリウム上映 星の工作、星の雑貨屋さん、流れ星ロケットや火星つりぼりなども並行して17:00~ 星空かんぼう会、お茶っこ30日9:30~ プラネタリウム上映 10:10~ プラネタリウム上映~12:00  お茶っこの時間2017年に閖上の記憶の丹野さんから「あの日の星空が見たい」と言われ、その年はその出会った1ヶ月後に、閖上にすぐに来ました。それ以降、毎年、閖上に来させてもらっています。(コロナ期はオンライン)今回、村人の井関さんからの提案で、特に電源のことも含め、スペシャルニーズを持つ医療的ケア児者から、震災当時の状況を聞く会をはじめて設けました。村人のあいさんつながりで、佐藤理恵さんと娘の弥由さん親子、高橋実和子さんと娘の桃子さんにお話伺いましたが、それ以外にも、体験語ってくださった医ケア児母もいらっしゃいました。 地域の方々もこのテーマに興味を持ってくださった方が集まり、地元の社会福祉協議会の方々も、課題感をもってご参加くださいました。とても貴重な時間を共有しました。

ひろみぃからのレポートです。

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「災害から医療的ケア児者を守るために ~経験者から学ぶ発災後の生活と備え」今回、星つむぎの村の復興応援に組み込んでいただいた交流会、公民館の2階で佐藤理恵さんと娘の弥由さん親子、高橋実和子さんと娘の桃子さんの近くで伺う事ができました。〇医療的ケアが必要な子を持つ家族の発災後の避難生活や家族として困ったこと、こうやっておいたら良かった。逆にこれやっててよかったなど、震災当時のお話し・発災時のこと・備えはしてた?→娘の物はしてた。自分の分の備えができてなかった。・ぶっちゃけどれくらい備蓄が必要だなって思った?→1週間なんて無理無理!1か月よ!1か月!、震災当時おむつを作る工場も被災していた。その辺で購入できるサイズじゃなかったからドキドキしながら過ごした。・公助っていつ頃から届いたんやろ?→役所からおむつの配給があったのは発災後1か月ちょっとかかった。・親として同じ立場の人に伝えたい事って何?→平時からの地域との繋がりづくり大事!!子供の事を知ってもらう、顔を覚えてもらう 充分やっていると思っていたけど、、、違った。。。・子供の備蓄ももちろん大事!!でも自分の分の食事もしっかりストックを!!・分散備蓄→学校・デイ・自家用車・実家などセットにした備蓄品を置くと良いよ、できれば防水対策も(胃ろう用のチューブをジップロックに2重にしておくなど)津波で流された自家用車から後日物品を回収して使用した・被災する時は自宅とは限らない!外出先での避難対策も必要(子どもの車椅子やバギーの荷台に多少の薬の予備、胃ろうグッズ)・ローリングストック→自分流の期限管理と「ズボラストック」がいいよ!頑張らなくていい備蓄。3月(大震災の月)と10月に備蓄品の期限を:バロット_ボックス_チェック付き:する。4月と11月に買い替えをする。(近所のスーパーが年に2回大感謝祭で安売りがあるから、お安く備蓄の買い替え、ポイントも貯まる!(笑))頑張って備えるのなんって続かない!頑張らなくていい備えがいいよ!と。震災当時、エレベーターが停まりマンションの5階から1階に降りる事ができなかった。配給があるのは知っていたが、ケアっ子を連れて並べないからあきらめた事。近所の繋がりがあればもしかしたら、代わりにもらってきてもらうとか、並べない人がいるよ!と伝えてくれる人がいたかも。平時からの地域との繋がりは大事だと話してくださったり、神戸に住む推し活仲間が、ご近所さんに声をかけて物を集めて物資を送ってくれた。物流が再開したらすんごいたくさんの物が届いて嬉しかった、吸引機の充電のために数日間近所の充電できる場所に通ったことなど、当時の状況を想像しながらお話を聞くことができました。やはり、こういう貴重なお話しは現地で直接伺えたからこそで、ジブンゴトとして娘の事を想像しながらお話を伺っていました。「そうだ!うちも並べない!」「助けて!って言える人になっとかなあかん!」「あ、自分の食べ物って、、、あかんわぁ~ないわぁ~」というお話しもありながら、いわゆる「弱者」という事で、(あまり好きな言い方ではありませんが)地域の高齢化で同じように「並べない」「動けない」高齢者の人達や在宅介護されている方のサポートをされている立場の方のお話しも聞きました。ちなみに、閖上に行く前に、周りで同じ立場の医ケアっ子の家族に「防災・備え」について聞いてみましたが、なかには「神戸はもう地震来ないでしょ?」とか「行政が助けてくれるだろう」など「ウソやろ?!いやいや過去に経験してるし、南海トラフ。。。え、あんた大丈夫?」と思うくらい呑気な人もいて驚きでしたが、神戸で防災について学ぶときにいつも「医療物品の備蓄を!」「自助を!」って言われるんですが、、、「防災マニュアル完成!!医療物品の準備もオッケ!これで完璧や!」って言う人もいて。これまた「ウソやろ?!」と思う自分。何が正解?? 行政と一緒に避難マニュアル作りをしてしゅーりょー!!「んなアホな!」の思いを繰り返していたので、もう、これは経験者に聞くしかない!!と思って「閖上行ってくる!」って言った途端にみんな「帰ってきたら話聞かせて!」と。今回高橋さんと、佐藤さん親子が「自分達の経験を伝えたい!」と思ってくださったその気持ちは神戸の仲間にも伝えたいなと思います。最後に、高橋さんから「こういう冊子があるのよ、良かったら」と頂いたのが「医療的ケア児者の災害時の備え」という1冊の冊子で、この中身がもう衝撃的なくらい丁寧にヒアリングされたご本人・ご家族の体験談や支援者の体験談などを行政主導で作成されていました!内容は本当に貴重なそれぞれの立場での貴重なお話しなので良かったら仙台市のホームページからダウンロードできますのでご覧いただけたらとリンクを張り付けておきます。https://www.city.sendai.jp/kikakusomu/kurashi/kenkotofukushi/shogai/shien/shiencenter/sodanshien/sodan/sejin/iryo.html

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その後のプラネタリウムの1回目は、主に交流会にご参加くださったみなさんがいっぱいはいり、最後には3月11日の星空を。 子どもたちもいっぱいいて、中には、閖上で3回目です、という親子も。 何度みても、他のところにはないものがこのプラネタリウムにはある、と語ってくださるお母さん。2回目は、地域の子どもたちや、以前から知り合い通じてみたいと思っていらした方も。最後の3月11日の夜空に、これまで封じてきたことが一気に思い出されて、涙をたくさん流しながら、今このタイミングで見に来られたことがほんとうによかったと語ってくださいました。星空工作パートでは、手を動かしながら、いろいろお話をお聞きすることができたと村人ののぶさん。夜の観望会では、バギーにのったみうさんと桃子さんの瞳に月がうつったとき、そこにいるみんなが「見れた!」と大感動。 望遠鏡のたかさん、がんばりました。2日目のプラネタリウムも、いらした方々の様子を伺いながらのプラネタリウム。親子づれもいらしたので、短めの1回目。2回目は、グリーフも意識しながら、古賀ちゃんの語り+高橋の語り。今回は、当時閖上小学校6年生だった菊池里帆子さんからのメッセージをいただきそれを紹介させていただきました。とてもとても心に刺さる素晴らしいメッセージでした。そして、「ほしぞらとてのひらと」合唱版。今、ソラにいるみなさんも共にいるような、大切な時間。復興応援は、毎年、村人のほしむすびさんが助成金獲得からはじまり、細やかな準備をしてくれています。今回もお疲れさまでした。閖上のみなさま、いつもありがとうございます。また一緒に星を見上げましょう。