加賀市山中児童センターにて

加賀市山中児童センターにて

5月10日(土)は、七尾病院にて、プラネタリウムを実施しました。全国各地から村人が集まり5日間にわたって石川県内を巡った、能登ツアーの4日目です。

TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。
参加村人は高橋、跡部、すばる星人、浮森、赤林です。

山中児童センターのスタッフさん10人と、視覚障害を持つ木下真由さん夫妻、宇賀神所長とご一緒しました。
レポートは浮森です。

定員15人で6回の申し込みがすぐに埋まったそうです。ドームはどの回も満員御礼でした。
今日の星空を木下真由さん、宇宙旅行を真理子さんが担当。真由さんのやさしい語り口でほんわかとゆるやか~に星の世界に入って行けました。
方角の確認を時計の文字盤になぞらえていたのは、初めて聞いたがとても分かりやすく聞きました。
「北が12時、南が6時、東が9時、西が3時の方向」

一度目を閉じて聞いてみたが、「3時の方向に頭、9時の方向に足を向けて、~~」と、自分の頭の中に文字盤を置いて、時計の中心を天頂として、様々な星座の位置を説明を聞いて自分なりに描いていくのはなかなか面白いと思った。私は星座絵を見て知っているのでほぼそれを思い浮かべるが、見えない方はどんな絵を描くのだろうか。

13:00の回は、放課後デイ「このゆびとまれ」さんの貸し切り。子どもさん4人だったのでお誕生日を聞いて、お誕生日星座を出す。星のことをよく知っているKくん。いくつかのお誕生日星座の名前を言ってくれ、ペルセウス座も。ロケットに乗って宇宙旅行も大盛り上がり!本当に楽しそうだった。

13:45の回 この回、バギーっこさんがお父さん、お母さんと来られ、バギーから降りてお父さんの腕枕でごろんと横になって、星空を見上げていました。ときどきお母さんが身をかがめて耳もとで声掛けしておられました。火星よいしょもその子の手を取って一緒によいしょ! お母さんは、ときどき目にハンカチを当てておられました。

14:30の回、大阪天王寺動物園で真由さんと真理子さんをつないだ、記者の方が奥様とみえ、真由さんの恩師も来ておられたとそうです。こうやって遠方からでもいらっしゃる真由さんを取り巻く人々のあたたかさ、きっと真由さん自身の人柄のなせる業なのだろうと思います。
本当にすてきなプラネタリウムをみせていただきました。

<ワークショップ>
地球ゴマ  けっこうたくさん作ってくれた。児童センターのスタッフさんが常時担当してくれた。
星座カード 娘さんと二人で来られたお母さん、おうちにいるお父さんと息子さんの分を作ったのだが娘さんから「ママのは?」と言われて作ったママのがとてもきれいにできていて「力入れない方がきれいかも、、」と。
火星釣り堀 2段釣り上げ開発!物販
高額商品が結構売れたり、いろいろ複数買ってくださる人も。

この日で五日間の能登ツアー終了です。最大14人いた村人が、最後は5人になりました。子育て支援センターから病院あり、特支学校ありで、7m、4m、天井とすべて網羅。ワークもいろいろあって能登の方々に楽しんでもらえたんだったらうれしいなと思います。
町並みはまだまだ壊れたままだったりするけれど、人々の生活は徐々にもとに戻っていると信じたいと思います。
今回、全行程帯同できて貴重な経験になりました。みなさん、本当にありがとうございました!!

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