春日井市肢体不自由児者父母の会にて

春日井市肢体不自由児者父母の会にて

11月3日(日)は、春日井市肢体不自由児者父母の会の60周年のイベントに7メートルドームをもって伺いました。参加者は跡部、藤田夫妻、すばる星人、永友一家です。

レポートは藤田です。投影は3回、それぞれ20名くらいずつドームに入り、みんなで一緒に星空を見上げました。天の川銀河はまるでどら焼きみたいな形!と話すとケラケラ声を出して笑ってくださったり、カウントダウンに合わせて「あー!あー!」と声を出してくださったり、皆さん感じたことをとてもたくさん表現してくださるのが嬉しくて。なかでも、火星を飛ばす場面では、バギーから手を伸ばして触ろうとしているお子さんの姿に胸が熱くなりました。
どの回も本当に幸せな投影でした。場所と人手があったので、おみやげの星ストラップコーナーを作り、プラネタリウムを見てくださった方々にプレゼントしました。
小さなご兄弟も何人かいらっしゃっていて、キラキラするものを手渡されて嬉しそうに握りしめてくれました。5〜6年前?の東京おもちゃ美術館で星つむぎの村のドームに入ったんです!と声をかけてくださる方もいらっしゃいました。
そうやって、時間も空間もつながったり重なったりしながらそれぞれが精一杯、今を生きているということ。そんな今を一緒に生きているたくさんの命が、こうして星空の下で巡り会ったり出合い直したりしていること、愛おしく思う気持ちでいっぱいになりました。きっとこれまでの60年も、これからの60年も、かけがえのない物語が紡ぎ続けられるのだと思います。
その中で私も一緒に星を見上げられたことが、ただただ嬉しくてなりません。