名古屋大学病院にて

名古屋大学病院にて

【5月17日名古屋大附属病院】
5月17日、名古屋大附属病院にお伺いしました。2018年12月、2020年1月に出張プラネタリウムをして以降、4年ぶりにお伺いし、コロナ禍以降初のNICU、GCUでの実施でした。
名大病院は、星つむぎの村にとっては、たくさんの大切な出会いと物語がある場所。そこに再び行かせてもらえたことは、感慨深く、そしてありがたく思っています。
4年前の1月、さちちゃんの個室に星を届けました。「世界で一番最高! これで一年生きられる」とテレビカメラに向かって話をしたさちちゃんは、言葉通り1年、自分らしくをつらぬいて生き抜き、お星さまになりました。その後のさちちゃん家族の様子は、今年1月Dearにっぽん「一緒に星を見上げたら―山梨・北杜 星つむぎの村」で紹介されました。
さちちゃん家族は今、さちちゃんのような子ども達や家族に、「ひとりじゃないよ」の気持ちを届けるべく、いろんな活動がんばっています。
今回、村からの参加メンバーは、高橋、跡部、安藤晃子、浮森、内海、野寺でした。うきちゃんこと浮森さんのレポートです。患者さんや家族からの感想はまたあらためていただけると思います。追って紹介できればと思います
名大病院のCLSのみなさん、師長さんはじめたくさんのスタッフのみなさん、参加してくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます。
またみんなで一緒にソラを見上げましょう。
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11時~GCU(8組)、11時40分NICU①、12時20分NICU② (NICUは、患児の数を数えきれなかった)
14時 5W(9組+α)
14時50分 5E①(9組+4人)
15時40分 5E②
16時30分 8階小会議室(11組+2人)
 G,Nともに、親御さんに、面会時間外になるが一緒にプラネタリウムを観てほしいと案内をしたそうだ。
 お母さん、お母さんとお父さん、お母さんとおばあさん、など、たくさんの家族の方が一緒にプラネタリウムを楽しんでくれた。
 スタッフもケアをしながらいっしょに、プラネタリウムを観てくれた。学生さんも。
GCUとNICUの窓の遮光を、前日に学生さんたちがしてくれていた。感謝感謝!完璧な遮光でした。非常口のライトにも、段ボールと色紙で、ぴったりな遮光をしていて、感動モノでした。
 幼児ならまだしも、新生児にもプラネタリウムを見せてあげようというCLSの熱意に脱帽。許可した病院側に感謝!
見てくれていたご家族が少しでも安らいでくれたらうれしい。また、多忙を極めるスタッフの癒しになったであろうことは確信している。
 午後は、プレイルームと会議室。
子どもたちが点滴台を携えて参加。最初はおっかなびっくりで、暗いのを怖がっていた児が、進むにつれお母さんにしがみついていたのが、お膝でコロンと寝ていたのが印象的だった。お誕生日星座で、〇〇ちゃ~んと呼ぶと、恥ずかしそうに手をあげてくれたり、元気よく返事をしてくれたり。自分の名前を呼ばれるのはうれしいんだな。
 ひとり、具合のよくなさそうな高学年くらいの患児が、何とかプラネタリウムに入ったのだが、すぐに出ていかれた。具合の悪いのを来てくれたのだろうが残念だった。タブレット等で見れるようにしていたらよかったか?
 本来の予定ではその次の回の子が、途中から入ってきたんのだが、のりのりで楽しんでいた。火星ヨイショが気に入ったらしく、木製も土星も一人でヨイショしていた。
 苦しい治療を頑張っている子供たち、親御さんも大変な中、プラネタリウムが わずかでもホットできる時間であったことをいのっている。