みなとみらいホールにて

みなとみらいホールにて

6月11日(日)みなとみらいホールにて、石丸由佳オルガンリサイタル「J.S.バッハxオルガンの宇宙」が開催されました。星つむぎの村は、星空投影(天井とスクリーン)、少しの星空解説やらせていただきました。
村人で参加していたお二人からのレポート掲載!

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[感想]
・まず、みなとみらい大ホールのパイプオルガン(名前はルーシー)の圧倒的な存在感に、ホールへ入った瞬間にワッと声が出てしまいそうになります。
・そして演奏が始まると、身体全体が音で包まれる感覚になり、自分までも共鳴してしまう様な感じでした。
・このホールは、建設の時に、パイプオルガンを響かせる事を考えて設計されているとの事で、正にホール全体が楽器になったような実感がしました。
・石丸さんの演奏が素晴らしいのは言うまでもないのですが、パイプオルガンの仕組の説明や、倍音に関して音を聞きながら解説していただくなど、興味深い内容もあり、益々パイプオルガンが好きになりました。
・演奏会の後半は、「星空のオルガン」と題して、スクリーンとホールの天井に、プロジェクターで星の映像を投影して、オルガンの音色と共に、宇宙の中に居る様な演出がとても感動的でした。
・ヴィヴァルディの「四季」の演奏の時は、まず我らが高橋真理子さんが、プロジェクターの映像を使って、春夏秋冬の順に、その季節の星空について解説してから演奏に入るというスタイルで行われて、星と音楽の融合感が素晴らしい演出になっていました。
・高橋さんのお声が本当に優しくて聴きやすくて、観客の皆さんの心にもスーっと入って行ったのではないかと思います。
・私は、バロック音楽が好きで、パイプオルガンの曲も家のステレオでは聴いていましたが、やはり本物は違いました。
・何より驚いたのは、パイプオルガンだけなのに、まるで管楽器や弦楽器の音にも聞こえる演奏とルーシーのポテンシャルに、本当にビックリし、奥深さに関心しました。
・演奏会の最後、アンコール曲では、このルーシーに組み込まれている「ツィンベルシュテルン(シュテルンはドイツ語で星の意味)」と言う「鐘」の音色を入れての演奏でした。
・全ての演奏に感動したのですが、私は、何故か最後のシュテルンの鐘の音にものすごく反応してしまい、涙が止まらなくなってしまいました。最後の曲だったので、会場が明るくなって皆さん退場を始められたので、泣いている事が周りにバレない様にするのが大変でした。

星つむぎの村で、この様な機会に巡り会えた事に感謝です。(文責:津田)

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私も昨日、みなとみらいホールのパイプオルガン“ルーシーちゃん”を聞きに行って来ました:musical_note:大きくて存在感のあるオルガン…
ホールに入ったら思わず「おーーーーー!」って声が出ちゃいました(小声でね:grin:)パイプは全部で4,623本、手けん盤は3段も!足けん盤の数もすごいし…ストップの数も半端ない~とテンション:arrow_heading_up::arrow_heading_up:実は私は教会で礼拝のパイプオルガンを弾いているんですね。うちの教会のちっちゃなパイプオルガンと違いすぎて…(違って当たり前なんですけど)
早く音色を聞きたい~というワクワクがとまらず…待ち時間、長く感じました:grin:いよいよ開演して、まずはJS.BACHを堪能♪低音はお腹にズーーーーンと、高音は頭の中にそれぞれ響いて、身体に染み渡っていきました。石丸さんが演奏の合間にの解説やパイプオルガンのことをお話してくださるMCタイムがとても楽しく、わかりやすくてよかったです。
「倍音」出逢う違う音の重なりだけれど、その重なりをずっと聞いているとひとつの音に聞こえていく:musical_keyboard:
さらに石丸さんが「パイプオルガンは本当にパイプが鳴っているんですよ!実物
を持ってきましたー。あ、でもルーシーちゃんから抜いたわけではありませんよ:rolling_on_the_floor_laughing:」と笛を吹くように口で音を鳴らして聞かせてくださいました。みなさん、笑いも起きつつ、「すごーい:clap:」という空気が会場全体に流れていました。私は倍音の不思議を体験している時、
村のみんなのことが頭に浮かんできました(^∇^)
まだお会いしたことのない村人の方もたくさんいらっしゃいますが…おひとりおひとりが素敵な1音という存在であり、それが重なってさらに素晴らしい音になる…そんなイメージです:musical_score:後半は「宇宙戦艦ヤマト」、ヴィヴルディの「四季」、ホルストの「惑星」から“火星”と“木星”…と有名どころが演奏されました。先日、藤田家のフラプラで惑星ランキングをやってもらいましたよね~(*´▽`*)
私は“木星”に一票しました~:two_hearts:ホルストの“木星”もやはり好きなので、パイプオルガンで聞けたことがとても嬉しかったです:exclamation:ホールの天井とスクリーンには音楽にあわせて天の川、満天の星空、そして惑星たちが映し出されました。
私のお隣のご夫婦の「わ~:two_hearts:すごいねー」って感動されているお声が聞こえてきたとき思わず「でしょーーー(ノ^∇^)ノ」って言いそうになりました:grin:
いつものように地球から宇宙へとびだしましたが、曲が違うとイメージも違って…全く新しいものを見ているような不思議な感じがしましたよ:star2:
真理子さんの声を一発目に聞いたとたんに涙が溢れてしまいました。ショート解説だったのですが、四季それぞれの星座のお話とそこにある星たちが私たちに伝えてくれること…きっと会場のみなさんにも伝わったことと思います。アンコール曲の時に使われた「ツィンベルシュテルン」というストップは、キラキラキラキラ~とまさに星がまたたいている様子を表していて、本当に素敵でした

石丸さんの壮大&繊細な演奏、真理子さんの心に染みるお話…とてもとてもいいコンサートでした。 (文責: 立岩)

写真は、石丸由佳さんからいただきました。
石丸由佳さんのウェブサイトはこちら