ぽかぽかあおばさんと

ぽかぽかあおばさんと

6月4日(日)ぽかぽかあおばさん向けのプラネタリウムを行いました。そのレポートです。

【場所】横浜あゆみ荘さんのプレイルーム
【時間】13:00~16:00で、4回の投影
【星つむぎの村側の参加者】高橋さん、跡部さん、小川さんと夢葵(ゆめぎ)くん(小5)、津田

【実施状況】
・今回は、ぽかぽかあおばのお子さんとそのご家族での参加となりました。きょうだいさんもたくさん来てくれました。
・全部で4回の投影でしたが、1回あたり2~3家族が交代にドームに入って実施されました。
・バギーや車いすの子は、バギーから降りて、お父様やお母様が抱っこしてドームへ入りました。
・施設のプレイルームにドームを設置しましたが、天井が低いために、あまり大きくドームをふくらませると、天井に接触した部分が平らになってしまい、上手く半球形にならない状況でした。
そのため、空気を送るファンのスピードを適度に調整して、天井接触ギリギリをキープする事に気を遣っていました。⇒このファンスピード調整に夢葵くんが大活躍!ありがとうございました!【投影内容の概要】
・当日が満月の日でしたので、夕方から夜の場面になると満月が出てきて、その事が紹介されました。
・そして、街の光を消す暗闇へのカウントダウン。「ゼロ!」で目を開けると小さく「ワ~」の声も。
・星空の中で、まず今の時期の夜空で良く見える北斗七星を見つけ、その柄から伸ばして見つかる春の夫婦星(春の大曲線上のアークトゥルスとスピカ)を紹介。
・そしてその二つの星から春の大三角形を結んで、しし座のデネボラを紹介。「デネボラは「おしり!」の意味です。」は子供に受けるポイントでした。
・黄道十二星座の絵を映して、それぞれの子どもの誕生星座を見つけるのは、喜びリアクションのポイントでした。
・そこから、北の国の空へ。オーロラの映像の美しさは、親御さんの方が反応していたように思います。
・今度は地球を旅立って太陽系へ、参加している子供たちの宇宙飛行士の姿が映し出されると、「〇〇ちゃんだ~。」と喜んでいました。
・火星が画面いっぱいに迫ってきて、みんなで「よいしょっ!」と持ち上げるのも、楽しいリアクションのポイントでした。
・土星に来て、宇宙飛行士になったみんなで輪を通る抜けるような演出も、喜びのリアクションでした。
・銀河系からもっと離れて、宇宙大構造の映像まで行ってから、また地球に戻ってきて「朝」になります。「おはようございます。」で、みなさんの笑顔が見えます。
・投影の後、親御さんたちが、星つむぎの村の活動に関心を寄せていただき、興味を持たれている様子がありました。

【感想】
・初めての出張プラネタリウムで、ドキドキでしたが、楽しく参加させていただきました。
・機材やドームの設営に、もっと大変な「労働」が必要なのかと思いましたが、想像していたよりもシンプルな機械で、プロジェクター1台なのにとても素晴らしい星空を表現できる事に驚きました。
・投影を見ている子供たちが、体を動かしたり、揺らしたり、声を出したりして、それぞれの表現方法で反応してくれているのがとても嬉しく、素晴らしいなと思いました。
・きょうだいさんの中に、初めは「お家に帰りたい。」と言っていたのに、投影が終わってドームから出てきたら、今度は「帰りたくない。」に変わっていて、プラネタリウムの力を実感しました。
・投影中に、ちょっとマイペースで、おしゃべりというか、「発言」をしてしまう子がいても、臨機応変に優しく合わせて対応する高橋さんの話術に感動しました。
・お手伝いをしてくれた夢葵くんの気遣い、腰の軽さ、状況判断力がすごかったです。これも感動ポイントでした。
・初めての参加でしたが、とても楽しい体験をさせていただきました。ありがとうございました。これからも、宜しくお願い致します。

(文責: 津田)