一人の高3修学旅行

一人の高3修学旅行

11月27日、山梨県立あけぼの支援学校高等部の修学旅行会場にお伺いして、4mドームでプラネタリウムを行いました。「修学旅行生」は1名のゆずちゃん。そしてお母さんと先生や看護師さん、ドクター。

ゆずちゃんの同級生は他にもいらっしゃるのですが、このコロナ禍での感染予防の観点から、センターと学校の間の行き来が困難な状況になっていて、修学旅行へ直接参加できたのは一人でした。

先日の小学部の修学旅行もそうでしたが、今、このコロナ禍で、みんな我慢や苦労があるので、こういったも行事ができた!というだけで、みんな胸がいっぱいになってしまいます。

ゆずちゃんのお写真をたくさんいただいていました。お母さんが選んだそのお写真、ゆずちゃんの成長の記録でもあって、それを見ているだけで、こちらも胸がいっぱいで。今回は1家族のためのスペシャル投影だったので、宇宙飛行士で飛ぶことはもちろん、ゆずちゃんに生まれてきてありがとう!を伝えられるメッセージをと思って準備しました。お母さんも先生も涙でいっぱい。投影するこちらも、つい泣いてしまいました。

しかも、ゆずちゃんのお誕生日、冬のきらきら星の中に、土星も木星も近くにあってとても豪華! 明け方も月、火星、金星が並んでいて、お母さんの星座の中に、金星がありました。

去年オンエアされた、YBSふるさとスペシャル「宙先案内人-星と人をつなぐ出張プラネタリウム」にもゆずちゃんは、登場していて、プラネタリウムが終わったあとに、満面の笑みを見せてくれているのでした。

はじめてのお泊りの修学旅行。ゆずちゃん、素敵な制服姿でした。みんなが拍手しているときは、一緒に手を動かしています。これからまた新しい生活にむけて、がんばってくださいね。

ありがとうございました!