宙の言葉を語るWS
10月25日(日)と26日(月)に、宙の言葉を語るWSをオンラインで開催しました。去年初の試みとして行ったワーク。今回はオンラインで、1日目は、覚 和歌子さんを講師に詩作のワーク。2日目は、高橋が進行してプラネタリウムワーク。
両方参加してくださった方も、それぞれの日だけという方もそれぞれ10数名が参加しました。プラネタリウムで語っている人や、星つむぎの村の村人が参加者。
覚さんのワークは、「星を見上げた中で、印象深いシーンを詩にする」という宿題を事前に出していただき、覚さんの添削を先にお返しし、そこからのスタート。いくつかの詩とその添削内容を取り上げて、
自分の気持ちと寸分たがわない言葉を探しつづける作業
自分の深層におりていき、共感の海にある言葉をもってくる作業
行間で伝える
などなど・・のアドバイスがされたのち、みんながそれぞれに詩を書き直し、最後は再び発表。これが素晴らしい進化を遂げているものが多々あるのです。
今回、オンラインで行って、詩作のときには、一人ひとりのブレイクアウトルーム(つまり個室)にこもり、覚さんと話したい人は、手をあげる、という方法をとりました。自分と向き合う(しんどい)時間でもあり、そこから生み出される豊かなものがあることを、実感できたのかなと思います。
詩作は、心の奥底につらい思い出を持っている方たちにも、きっと何かをもたらしてくれる作業だと感じています。そして、言葉として、体を通って外にでたときに、それはきっと誰かを救うだろう、と。
近々またそんなワークを開催したいと思っています。
★★★
2日目のプラネタリウムワークは、ソラツナギでやったような2分20秒程度の語りを音楽とともにつくるということをやってみました。(映像は今回はなし)
それぞれにとっての、宙語りは、誰のため?何のため? そしてその成果は?ということを考えつつ、一番伝えてみたいなーということを2分ちょっとにキュッとまとめてみる。
そしてあえて、音楽を意識することで、構成とか言葉のリズムをつくってみる、という作業をしました。
プラネタリウムでしゃべりはじめて1年にも満たないという方も、ご自身の体験をもとに、それをいろんな人の日常につなげてくれる素敵なメッセージや、「大気」をキーワードに私たちにつなげる語り、スペクトルをキーワードに私たちの体につなげる語り、前日の詩をひろげての語り、アップテンポで勢いを感じる語りなどなど・・・
それぞれが大変素晴らしい語りを披露してくれました。こんなメッセージが、全国あちこちで、世界のあちこちで聞かれるようになったら、ほんとうに社会は幸せになっていくのに、とつくづく思います。
これはいいなあ・・ ワークショップ運営としてはまだまだ工夫の余地あり・・と主催者としては反省も多いですが、進化させていきたいなと思っています。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。