2025年ありがとうございました

2025年ありがとうございました

2025年、この1年もまた多くの方々に出会い、つながってきた1年でした。
星つむぎの村は、「病院がプラネタリウム」をはじめて丸12年。法人化してから8年半となります。
今は、全国に300人以上いる村人たちとともに活動しています。

この1年、出張プラネタリウムでは、およそ220カ所、2万人近いみなさまのところに星を届けてきました。多くは、難病児や障害児とそのご家族のもとへ、ですが、ふだんから彼らの近くにいるみなさんもそうでないみなさんとも一緒に星を見上げることが、一人ひとりが尊重される温かい社会につながることを信じて、「すべての人に」届けています。

星を届ける「宙先案内人」として、共同代表の高橋以外に、高木、谷口が、この1年かなりの回数をオンライン配信もあわせて担いました。藤田、依田もボランティアの立場でありながら、大事な活動の一つとしてその役割を担ってくれています。塚田、大和は経験年数を重ね、新潟での依頼を一気にひきうけてくれています。 また、八ヶ岳や都内でも、同じ想いをもってガイドする仲間もいます。

星を見上げることで地域がつながるイベントとして「みんなでプラネタリウム」がありますが、これまで、大府、横浜、柏崎、秦野、練馬、ときたところ、地元・山梨でもようやく「やまなしみんなでプラネタリウム」を開催しました。 300人以上の方々が、あおぞら共和国に集まり、バギーっ子たちが芝生広場で楽しそうにいる姿はとても眩しいものでした。

インクルーシブな子どもたちの集まり場「星の寺子屋」は、跡部が先導しつつも、ぐらいん屋律の鈴木が、毎回自然体験を豊かに、工作も楽しく企画してくれるのとともに、彼女の活動の、個展、書籍や環境教育ミーティングなどで、星の寺子屋をたくさん発信しています。月5,6回行っている「おはなしタイム」も、複数の村人たちが子どもたちとの時間を楽しみながら継続しています。

能登ツアーも2年目。輪島の子どもセンター、珠洲の小学校などで、子どもたちの歓声と復興半ばの街にいろんな想いを刻みました。東北の震災以降、長いおつきあいとなった閖上では、今年はじめて「インクルーシブ防災」の視点をもって会を行いました。

オープンして2年を迎えた「星つむぐ家」には、この1年で75組の方々にご利用いただき、その70%近くが「外出困難」な方でした。
「10年ぶりにたたみに寝ころんでとても気持ちよかった」、「こんなによく考えられた場所にはじめて出会えた」という嬉しい感想をたくさんいただいています。

例年愛されている星つむぎの村カレンダーは、今年も20人以上の村人が関わって制作をしました。その他、星つむぎの村だより、本の森だより、ウェブサイトやSNS発信にも、多くの村人が関わっています。村人が出会ったことで、本(「不自由」で何が悪い?)も生まれました。

村の拠点のある山梨県北杜市で「スターラウンド八ヶ岳実行委員会」とともに行っている星空ガイドのお仕事や、星のソムリエ講座も、星つむぎの村がもつ「すべての人に星空を」の気持ちをもって、美しい星空で人々をお迎えする事業が広がっています。

同じく北杜市にある「あおぞら共和国」さんとご一緒させていただく機会も増え、今後ますます協働イベントが増えます。
また、「小児病棟わくわく応援団」で、素晴らしい活動をされている他の団体のみなさまとご一緒させてもらう機会がさらに大きな意味と位置をもった今年でもありました。

このように、年々広がる事業を陰で下支えする存在として、安藤、勅使川原が、事務局を担う部分がかなり増えたことで、発信できる量が増えました。

そんな私たちの活動を認めてくださり、今年は、天文学会から天文教育普及賞、小林製薬青い鳥財団から青い鳥財団顕彰をいただくことができ、大変ありがたく光栄でした。この名に恥じないように、インクルーシブで温かく平和な社会づくりに貢献していきたいと思います。

いつも星つむぎの村の活動を応援してくださるみなさま、想いを寄せてくださるみなさまに深く感謝しつつ、2025年振り返りメッセージでした。 みなさま、どうぞよいお年を。