星つむぎの村通信 –No41– 2019.4.19発行

星つむぎの村通信 –No41– 2019.4.19発行

先日、久しぶりに会ったとある知り合いと話していると、ひょんなことから 彼女も「星を見上げるのは好きなのよ」ということが判明しました。たまに一人で夜空を見上げているとのこと。今までは、歴史の話はしても星の話には全くならなかったのですが。。。「やっぱり星って多くの人たちに受け入れられてるんだ!」ととても嬉しくなったのでした。こんなさりげない会話や発見が楽しいですね! さて、星つむぎの村通信 41号をお届けいたします。 是非お楽しみください!

(仲道正恭)

太陽が照らすコヒガンザクラ 高遠にて (Kei


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星空俳句>

花冷えを 越えて花びら 雪を載せ

この頃の日本は季節外れの寒さで震えています。2月末まで雪らしい雪が降らなかったのに、3月には雪が降り、4月中旬桜が開花した後も雪に見舞われております。そのような情景を詠んでみました。

(青りんご こと 斉藤泰文)

 

===========目次===========
1.今月の星空紹介
2.宇宙小話
3.村人だより  -村人登場!-
4.星つむぎの村 活動スケジュール
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1.今月の星空紹介 

20時ごろ、オリオン座やおうし座はだいぶ西の空に傾いています。かわりに堂々と空を渡っているのはしし座やおとめ座といった春の星々。しし座のデネボラ、おとめ座のスピカ、うしかい座のアルクトゥルスを結んだ「春の大三角」が代表的なアステリズム(空の図形)です。でも、春の星は空が霞んで見えないこともあります。ですから、自分好みに好きな図形を空に描いてみるのもいいかもしれませんね。新生活にちょっと一息つきたいときは、どうぞ空を見上げて同じ空の下の仲間たちを思い出してはいかがでしょうか。

(ニッチ こと 谷口加奈子

2.宇宙小話

「皆さんは宇宙に行ってみたいですか?」

こんにちは、宇宙が大好きなほしむすびです。

私は、今までに日本人の宇宙飛行士の中で、毛利さん、向井さん、土井さん、若田さん、山崎さん、油井さん、大西さん、金井さんのお話を聞く機会に恵まれました。(野口さん、星出さん、古川さんのお話も伺いたいと考えております)

宇宙飛行士の皆さんに共通することは、明るく前向きな考え方で、穏やかな御人柄、そしていつも夢や目標を明確にお持ちだということ。人としての生き方としても、見習いたいところがありますね。

さて、私が今までにお聞きしたり読んだりした宇宙飛行士の言葉の中でハッとした内容を紹介します。

毛利衛さんは「これから先、人類は月や火星に行かれるようになるだろう。しかし、世代を越えて暮らすことは出来ない。」

(資源開発をする為や月の周回軌道から火星に向かう過程で長期滞在をすることはあっても、宇宙で子どもを産んで育てることは出来ない。地球がどれだけ人間にとってかけがえのない場所であるのか、改めて感じる。と補足されていました。)

野口さんは、船外活動をされた時、「この宇宙服の向こうは、死の世界である。そう思うと、とてつもなく恐怖を感じた。」というようなことを書かれています。

普段は肯定的な言葉で宇宙を紹介する機会の方が圧倒的に多いと思われる宇宙飛行士の皆さんが、宇宙の厳しい面を垣間見せた言葉だったので取り上げてみました。

 近い将来、大気圏の外から地球を眺める民間宇宙船が登場するでしょう。これは、見てみたい気もします。どなたかも書いていますが、各国の首相や総理大臣になったら一度はISS(国際宇宙ステーション)のあたりから地球を見てもらい、なんて薄い大気の中に我々が住んでいるのか、核兵器を作っている場合ではないことを悟る場にして欲しいですよね。

遠い将来、月までの旅行もできるかもしれません。人間の可能性を伸ばし、宇宙へのチャレンジを重ねていくものとして応援したいです。その裏には、宇宙飛行士の皆さんが語っておられたような宇宙の厳しさがあることを忘れずに、宇宙船地球号の素晴らしさを改めて感じながら、過ごせていけたらいいなと思っています。

皆さんも『ご自分と宇宙とのつながり』という観点から考えてみませんか?

ほしむすび こと 田中真理

 

3.村人だより  -村人登場!-

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〇投稿者プロフィール(羽中田さん)
名前:羽中田桂子(はちゅうだ けいこ)
住んでいる所:山梨県
絵描き
おえかき教室主宰
7/26
31ロシア、アルトエタッシ近代美術館個展予定
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音楽が大好きな男の子がお母さんとふたりでディズニーコンサートへ行きました。
声を出さず、肩を横にリズミカルに動かしていると
スタッフから「母子席へ移動していただけますか」と声を掛けられました。
席は指定席で予約しておりこの席で観たいとお願いしましたが叶いませんでした。
後席からの苦情?だったそうです。

彼はダウン症ですが、人に迷惑をかける行動はしません。
ハンディをもつ親子が、楽しみたい場所へ出かけられ、エンターテイメントを楽しみ、アーティストに出会える場所を作りたい想いで、ダウン症の男の子のお母さんとふたりで立ち上げたリトルプラネットは今回で9回目です。
5/1
のリトルプラネットは8回目に続き高橋真理子さんをゲストに、ナビゲーターはメインアーティストの岩崎けんいちで山梨県立図書館で開催します。

なんとかして閉じこもってしまっている親子を呼びたい。
慰問ではなく、有料でライブを買って頂き、私たちも素晴らしいパフォーマンスを贈りたい。

お互いが手探りで成長途中のリトルプラネットです。
5/1
のリトルプラネットは感謝感激満席です!
嬉しさと身の引き締まる思いです。

羽中田桂子

4.星つむぎの村 活動スケジュール

428日(日) マンマメルカートでキャリングプラネタリウム  アイメッセ(甲府)
        山梨県内最大の女性によるマルシェ。去年は5000人きたんだそうです。
        そこで、プラネをたくさんやって、村グッズも売ります!
http://hoshitsumugi.main.jp/web/information/3301

51日(水・祝) リトルプラネットx星つむぎの村  県立図書館(甲府)
   合宿にサプライズできてもらった岩崎けんいちとの星空ライブ。
障害があってもなくてもみんなで楽しめる場を目指しています。
   病院がプラネタリウムの活動の紹介もできるといいなと思います。
   チケットが411日に完売になりました! キャンセル待ち受けています。
http://hoshitsumugi.main.jp/web/information/3305

53日~5日 星空縁日 イン 泉郷
   毎年恒例になってきました。ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳、セミナーハウスで、
プラネタリウム、ワークショップ、星空観望会など行います。
http://hoshitsumugi.main.jp/web/information/3342

519日(日) 第50回つる子どもまつり  都留文科大学
   なんと50年も続いている子どもまつり。いろんなイベント盛りだくさんです。
   私たちは7mドームとワークショップやります。
https://tsurukidsfes.wixsite.com/main

62223日 横浜みんなでプラネタリウム
   村人の黒井良子さんが呼びかけ人となり、村人が協力してつくりあげている企画です。
多くの人たちに「星つむぎの村のプラネタリウム」を知っていただく機会になるでしょう。
これの企画に向けたご支援もお願いしている最中です。どうぞ温かいご支援お願いします!
また一般向けのチケット販売は、420日からの予定です。
https://www.facebook.com/yokohamaminnpla/


星つむぎの村のプラネタリウムサイトについて

3月より、「星つむぎの村のプラネタリウム」サイトがあらたに立ち上がりました!
http://hoshitsumugi.main.jp/planetarium

「病院がプラネタリウム」と「キャリングプラネタリウム」の情報をまとめ、スケジュールも、星つむぎの村が関わるものについてgoogleカレンダーにて、先々まで見えるようにしました。そちらをご覧いただければと思います。

高橋真理子

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★星つむぎの村の最近の活動報告はこちらから!

〇星つむぎの村ウェブサイト
        http://hoshitsumugi.main.jp/

〇星つむぎの村facebook
        https://www.facebook.com/hoshitsumuginomura/

〇病院がプラネタリウムfacebook
        https://www.facebook.com/hospitalplanetarium/

〇スターラウンド八ヶ岳Webサイト
        https://star-yatsugatake.com/
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◆お願い
村通信に写真、絵などを掲載したいと思っています。
星関係はもちろんですが、関係なくともこころに響いたり、ほっとするものでOKです。是非投稿ください!

    news@hoshitsumugi.main.jp