星つむぎの村通信 No.7 2016年6月21日 夏至
かなり暑くなってきました。みなさま、お元気でしょうか。
<二十四節気・夏至>
九州地方では本格的な豪雨ですが、関東甲信地方は雲の移動が早いものの雨はさほどでもありません。
今日6月21日は二十四節気の夏至です。太陽の黄経90°、夏至は夏の始まりで、一年のうち最も昼間の時間が長い日です。今年の夏至は1日前の日6月20日が満月でとても暑い日でした。
今の時期、早朝にホトトギスの声を聞くことがあります。ウィキペディアによると、ホトトギスはインド、中国南部方面から日本に渡ってくる夏の渡り鳥で、ウグイスなどの他の鳥の巣の卵を押しのけて自分の卵を抱かせる「托卵」という習性があります。鳴き声が独特で「東京特許許可局」とか「てっぺんかけたか」とか聞く人によっていろいろに聞こえるようです。私の母などは「タッタンタカチョカ」と聞こえるらしく、私も子どもの頃はそんなふうに聞いていました。涼しい野辺山(八ヶ岳山麓)では、夏になると朝から晩まで一日中鳴いていることがあります。
月満ちて 今宵のホタル とみににぎやか (文責:青りんご)
<豆知識・お天気>
沖縄と奄美地方では一足先に梅雨明けしましたが、本州ではこれからが本格的な雨の季節。関東では水不足を心配しつつも、星好きとしては、やっぱり晴れてほしいなあ、今夜の天気は晴れるかな?と天気予報をチェックする方も多いのではないでしょうか。
そこで、天気予報の豆知識をひとつ。気象庁から出される天気予報は、原則1日3回更新されるって知っていますか?
その3回とは、朝5時、昼11時、夕方5時。もし最新情報を知りたかったら、その時間にHPやニュースをチェックするといいんです。逆にいえば、お天気が気になって気になって、予報は変わってないかなあ??なんて、度々チェックしても、残念ながら無駄な努力になってしまっているかもしれません。
といいつつ、テレビ局各局の天気予報をはしごしたり、色んなお天気会社のHPやアプリをチェックして、予報を比較してみるのも、面白いかも!?
天気予報は、気象庁だけでなく、気象会社や気象予報士が、気象庁が出すコンピューターの計算結果等を基に、独自の判断を加えて出しているので、微妙に予報の内容が違ったり、気象庁よりも細かい地域ごとの天気予報を出していたりします。
天気予報と言えば、占いと同じく(!?)、外れることもよく(!?)あるもの。日ごろからいろんな予報をチェックして、「私はここを信じる!」というお気に入りの気象予報士を見つけておくのもいいかもしれませんよ。
ちなみに、週間予報は、毎日午前11時に更新されます。週末、星空観察に出かけたいけど、お天気はどうかなあ??などと計画を立てたい時には、毎日お昼にテレビをチェック!です。
(文責: 植村敦)