一宮うきうきフェスタにて
10月29日(土)愛知県一宮市の医師会館にて開催された「うきうきフェスタ」にて、7mドームのプラネタリウムを実施しました。一宮市医療的ケアネットワーク会議さんが主催のイベントで、はじめての試みだったそうです。
星つむぎの村からは、跡部、浮森、安藤(晃子、正輝)、プラネタリウムの投影者として、あいプラネットの野田が参加しました。
スポーツ体験コーナーやオミ・ビスタ体験、うきうきカフェコーナーなど、他にももりだくさん、またたくさんのボランティアさんやスタッフさんがいらしていました。
以下、安藤さんからのレポートです。
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うきうきフェスタに息子の正輝(中2)と佐知の写真とで参加させていただきました。医療的ケア児を対象にした第一回目のイベントだったそうです。今回、7mドームで2回投影予定で、各回3家族とのことでしたが、いざ開催したら、大盛況で各回20名前後ドームに入っての投影となりました。スタッフさんも見たいとの事で、急遽3回目も追加、その回も20名以上でした。
野田祥代さんの語りでプラネタリウムを開催しました。プラネタリウムに入ってすぐから泣いていたお友達、きらきら星やお誕生日の歌とともに流れていく祥代さんの優しい声に、次第に上を見上げてしばらく見入っていたようです。呼吸器をつけた赤ちゃんとそのご両親もプラネタリウムに来てくださいました。途中、吸引もしながら、最後まで見ていらっしゃいました。
泣いたり、吸引をしたり、足を上げながら眺めたり、みんなそれぞれがそれぞれの状況で見上げていました。「みんな違ってみんないい」だなと感じました。この環境が当たり前になるといいです。
今回、医療的ケア児を対象にした催しで、酸素をしている子もいました。コロナが落ち着いたとはいえ、まだまだ病院では面会制限や外出制限、厳しい対応がとられています。在宅でも、ウイルスに感染してはいけないという意識を持ちながら日々過ごされていることと思いますが、そのような環境の中、今回、足を運んでいただいたこと、もしかしたら勇気が必要だったのかもしれません。
参加されていたみなさん、笑顔でした。私達もできうる感染対策や検査をして、少しでも安心安全な場にしていくことが大切だと感じました。そして、この笑顔を広めていきたいです。プラネタリウム以外にも、ゲーム感覚でリハビリができるソフトや、輪投げ、ボッチャなど楽しく体を動かすブース、手作りお菓子ブース、医療機器相談ブースなどありました。とろみ付きの自販機というものもあり、とろみも3段階に分かれていて、とろみなしも選べる、誰に対しても優しい自販機を発見。とろみMAXでも、美味しくいただける画期的な自販機でした。
久しぶりに星つむぎの村の活動に参加させていただきました。やっぱり楽しい‼︎が感想です。一方が与え続けるのでもなく、もらい続けるのでもなく、お互い相手に対して何かを得ていると感じます。そしてそこには「ありがとう」という言葉が溢れている。なんと素晴らしいのでしょうと感動する私がいます。毎回思いますが、参加するという行動に移さなければこの感動はなかったわけで、このような機会をいただきありがとうございました。また次回も張り切って参加させていただきます。
野田祥代さんの本「夜、寝る前に読みたい宇宙の話」、素晴らしいのでみなさんもぜひご覧ください。