天使の図書館はばたき にて

天使の図書館はばたき にて

8月9日(火) 「天使の図書館 はばたき」で天井投影プラネタリウム行いました。ここはお伺いするのが3回目。今年はすべての季節で! とおっしゃっていただいています。
星つむぎの村メンバーは、高橋、跡部、依田、清水でした。 全員直前に抗原検査を受けてのぞんでいます。

依田さんことよーだ、と、清水さんことみくさんからのレポートです。


プラタリウムの投影は、11時〜、13時30分〜、15時〜の3回ありました。私は、午後から参加させていただきました。
最初に跡部先生の紙芝居があり、みんなで「パチン」と言ってお部屋の電気が消えて空が現れるところからプラネタリウムが始まります。ここで何度かプラネタリウムを見ている子が多かったようで、途中で怖がることもなくみんな楽しそうに見ていました。星や星座の名前もよく知っていて、びっくりしました。2回目は、中学生以上?の方たちと一緒に星を見ました。
今夜の星空を見て、天の川をぐるっと一周見ていきました。日本からはなかなか見ることができないケンタウルス座やみなみじゅうじ座も見ることができました。そして、宇宙旅行に出かけていきます。宇宙旅行で火星に来た時に、空に向かって手を挙げている方もいました。もしかして、前に「よいしょ」と火星を投げ飛ばしたのを覚えていてくれたのかなと思いました。
3回目は、小学生の子供たちと一緒に星を見ました。
満天の星が現れた時には、「わぁーきれい」「天の川だ!」と歓声が上がりました。とても詳しい子もいて、夏の大三角やさそり座、惑星の名前をどんどん教えてくれました。宇宙旅行に出かけると、遠ざかっていく地球や惑星に「バイバーイ」と言っていました。惑星が太陽の周りを回っている様子も、すごく興味を持ってる様子が伝わってきました。海王星が164年かけて太陽の周りを一周していることを聞くと、「天王星は?」「土星は?」とたくさん質問が飛んでいました。その呟きを、真理子さんがどんどん拾って答えていて、やっぱり対面のプラネタリウムは素敵だなと思いました。天の川銀河を恒星間飛行をしている時には、「うわーきれい」とたくさんの声が聞こえてきて、わくわく楽しんでいる様子が伝わってきました。最後には感想タイムもあり、「すごかった!」「きれいだった!」「楽しかった!」と話してくれました。私は、天井投影のプラネタリウムを見たのは今回が初めてでした。お部屋の天井が空になって満天の星が現れ、宇宙旅行にも出かけられることにとても感動しました。自分の家の部屋や病院、普段生活しているところで星空を見て宇宙に飛んでいくことができる… それはとっても素敵な体験だなと思いました。ドームのプラネタリウムにはない素晴らしさに、気づくことができました。
またみんなで一緒に、天井の先にある空や宇宙を見に行かれたら嬉しいです。
ありがとうございました! (文責: よーだ)

 

今回は、夏を感じるプログラム。
夏の大三角や七夕の話、天の川を一周して近くの星座を巡るクルージングツアー(勝手に命名)など。投影中に印象に残ったこと。
暗闇が怖い男の子。電気をパチンと消すとやっぱり怖い!それでも、火星が迫って来るときや宇宙の果てから地球へ帰るとき、じっと空を見上げているように見えました。先生とぴったりよりそって星を見ていた女の子。ふたりのシルエットが重なって、とてもほっこりしました。感想も手を挙げて教えてくれました。「楽しかった」火星に到着したら、たくさんの手が挙がっていました。何度も見に来てくれていると嬉しく思いました。今日も一緒に火星を放り投げました!シートに寝転び、これから天井に穴が空くんでしょーとにっこり笑っていた男の子。投影中も、たくさん質問や返答があって賑やかな投影に。今日、この場だけのプラネタリウムになりました。なかなか人と会うことができない、会いづらい今、星空を見上げるこどもたちを感じながら、一緒に星を見上げることができて、とてもあたたかい気持ち、ホッとするような気持ちになりました。対面の投影のよさは、場を体全体で感じられること。みんなで星を見ることのちからって、不思議だけど確かにある。投影後、こどもたちの笑顔を見送りながら、対面のイベントがたくさんできる日常が早く戻るよう祈らずにはいられませんでした。(文責: みく)