イルミ☆ミュージックのみなさんと

イルミ☆ミュージックのみなさんと

4月29日、イルミ☆ミュージック主催で、7mドームのプラネタリウム体験とワークショップ、星の雑貨屋さん
が、江東区青少年交流プラザにて行われました。イルミ☆ミュージックさんは、「障がいを持つ子どもたち(どんな障がいでもOK)がいろんなことに挑戦して楽しむサークル」(ブログより)です。
当初は1月に計画していましたが、感染の広がりで延期となっていました。
TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトのご支援による活動です。

今回は、星つむぎの村の村人も大勢ボランティア参加。イルミ☆ミュージックの服部さんからは「ボランティアさんがみな素晴らしくて、とても安心して参加できました」とおっしゃっていただきました。
2回のプラネタリウム、ワークショップは地球ごま、その横で、雑貨屋さんがでたことで、とてもワクワク空間ができあがりました。

ボランティア参加のメンバーからの感想抜粋です。
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はじめて参加しました。プラネタリウムはとてもおもしろくて、観てくださっている方の名前を呼んだり、拍手で応えたり、参加型で楽しめるなと思いました。
今回は自分自身が楽しんでしまって、あまり周りの様子は見ていなかったなと少し反省。それでも、プラネタリウムを見たお子さんが話しかけてくださったり、きれいだった!と笑顔で言ってくれてうれしくなりました。
地球ごま、回してみると本当に地球に見えるし、月の満ち欠けも見えるし、感動しました。
準備も片付けもみなさんテキパキしていたし、みなさん気さくに話しかけてくださってと ても温かい場所だなと思いました。小4の息子も初めはおとなしかったのに、準備が始まると「養生テープ貸して下さい!!」と元気に準備をしていて
色んな大人の方と触れ合う貴重な機会になったと思いました。
息子は「宇宙マジ広かった!」と言っておりました。 (小川)

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イルミ☆ミュージックさん主催で、10時~、11時~と2回に分けてプラネタリウム(7mドーム)+ワークショップ・物販を行いました。私は1回目のプラネタリウムに入らせていただき、高橋さんの素敵な案内に導かれながら、参加者のみなさんと一緒に楽しませていただきました。特に印象的だったのは、開始前からずっと声をあげていた男の子が、プラネタリウム中(特に地球から出て宇宙へ飛び立つ場面以降)は吸い込まれるように、そして楽しそうにドームを見ていたことです。
他の子たちも、火星や木星に向かって手を伸ばして、みんなで声を合わせて放り投げたり、それぞれ自分の星座を探したり…。
子どもたちの反応を見ていると、きっと心の奥底で何かしらを感じ取ってくれたんだろうなと思いました。そして、みんなで寝転がり同じ場所から見上げることで、きっとご家族の方の心にも届くものがあったと思います。地球ごまのワークショップも大盛況でした。実際に回るところを見た子供たちがすぐに食い付き、みんな夢中になって回していたのが微笑ましかったです。
物販も特にバッジが人気で、また絵本に興味を示された方も多かったようでした。今回は村人として初のイベントで、そして私にとって人生初のボランティア活動でした。会場には村人のみなさんの暖かい雰囲気があり、そこから参加者の方々にも笑顔が広がっていくのを感じました。
村人みなさんの優しさに包まれているからこそ、この素敵な活動が続いているんだろうなと思います。(薄)


私は、7mドームで見るのが初めてでした。オンラインでは遠い場所の人たちと繋がることができますが、やっぱり実際に集まって星を見ることは素敵だなと感じました。みんなでドームに入って一緒に同じ空を見上げて、宇宙を旅することができてとても嬉しかったです。そして宇宙の果てから地球に戻ってきた時、一緒に空を見上げている人たちもここにいない人たちも、みんな地球という星で生きている仲間なんだなと改めて思いました。
これからも、みなさんと一緒に星空を見上げていきたいです。(依田)


私たち家族が星つむぎの村と初めて出会ったのは3年前、この日と同じようにGW最初の土曜日でした。
自分たちの3年前を思い出しながら、今日の皆さんはどんな思いで来られるのかなぁと想いを重ねて楽しみにしていました。

1回目の投影は、ドームの中には入らず、外でワークショップの準備をしていました。
ドームの中から「10、9、8、7、」とカウントダウンの声が聞こえてきたので、外のみんなも一緒にカウントダウン。
ゼローって言った次の瞬間、わぁぁぁ:超びっくりマーク:という歓声が外まで聞こえてきて、中の皆さんが見ている星が外の私たちにも見えた気がしてなんともいえない幸せな気持ちになりました。
最初は賑やかな声が聞こえていたドームが、だんだん穏やかであたたかい空気になっていくのが外までじんじん伝わりました。

そういえば3年前、初めてドームを見た唯が「くじらみたいだった!」と言ったなぁということを思い出し、
星空と幸せと優しさを閉じ込めてまぁるく膨らんだ黒いかたまりが、とてもとても愛おしく思えてなりませんでした。

2回目の投影は、一樹と一緒にそのくじらのなかに入れていただきました。
大きな声で泣いてしまった一樹に引っ張られたのか他のお子さんまで泣き出してしまい、とても申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、

ドームに入ったときは「すぐに泣いちゃうと思うから…」と抱っこで見ていたお子さんが、ふと見たらお母さんと並んでごろんと寝っ転がって星を見ていて、とても嬉しくなりました。
3年前、私も一樹とごろんと横になって一緒に星を見たら、涙があとからあとから止まらなくなったから…。

イルミ⭐︎ミュージックさんは、障害のある子どもたちがいろんなことに挑戦して楽しむサークルなのだそうです。

あの日の私たちがそうだったように、この今日の出会いが、誰かの新しい一歩の背中を押し、そっと寄り添い、そして受け止める、そんな小さなはじまりの光になったらいいなぁと心から思いました。(藤田)