にこにこハウス医療福祉センターにて

にこにこハウス医療福祉センターにて

レポートのアップが遅くなりました。「フライングプラネタリウム」だけれども、村人が集まって、病院にお尋ねし、7mドームを実現するという初のケースでした。呼びかけ人でもある、村人の芳司さんがレポートをまとめてくれました。
TOOTFAIRYチャレンジキッズプロジェクトによって行われました。

11月13日(土)神戸市北区にあるにこにこハウス医療福祉センターで7mドームプラネタリウムを開催しました。
村人になって日が浅いのにドームでのプラネタリウムの存在を知りこれは見る人が楽しんで喜んでくれるという想いと勢いだけで俄然やりたくなった、それがきっかけです。
星の知識も全くないのに村人になりました。
そして今も私の知識は12星座くらい。
なのにドームをたてたいって勢いだけにもほどがありますね。
開催当日、村人手作りの「team神戸が繋ぐプラネタリウムボード」を置いて飾りつけもして賑やかで楽しそうなイベント作りを即興で演出。
対象は成人入所者さんと18歳未満の重症児デイのお子様の計3回です。
もともと午前午後各1回入所者さん対象でしたが施設より18歳未満の重症児デイのお子さんも見せてほしいと相談され追加でやろう!と速攻村人満場一致でした。
追加投影で皆嬉しくなり士気も上がります。
実は終わって分かったことですが重症児デイのお子さんは「ドームがくるよ」と事前にスタッフさんより知らされていて見るために帰り時間を遅らせていたとか。
楽しみに待っていてくれていたようでうれしい限りです。
ドームに入られるとほとんどの方が怖がった様子はなくむしろ何が始まるのだろうときょろきょろされているように見えました。
ドーム内に全員揃われるまでイルカの映像を流していたのが楽しかったようでプラネタリウム前にいい感じに皆さんの気持ちを盛りあげてくれました。
そして各自楽器を握ってもらい自分の星座の時にならしてもらおうということをしました。
投影が始まると皆さん静かに聞き入られて目がキラキラとてもいい表情。
12星座が流れると村人より「〇〇星座の人ーー?」と声を出し入所者さんが楽器を鳴らし呼びかけに答えてくれる。
火星が近づいた時は「くるよくるよ!もちあげるよ!よいしょー」とみんなで盛り上がる。
とても賑やかで楽しい時間を共有できたと思います。
みんなで盛り上がれるこんなやり方もありだなと感じました笑 関西風ですかね。
見終わったらメッセージ付きの星の折り紙をお渡ししてこれにて終了です。
★村人の感想抜粋
・投影を終わられて出てこられる皆さんの様子が明らかにほがらかになっていた
・心拍数が入る前と後では落ち着いてた
・大型ファンが苦手な方も「中に入ったら聞こえなくなるからね」声掛けをしたりドームにタッチして恐怖心を和らげていることが出来、終わって出てきたときは満足気だった
・星の折り紙贈呈と声掛けをしたときとびきりの笑顔を見せてくれた
・「楽しかったですか?」と問うと満面の笑み
・入所者さんやスタッフさんの見終わった後の表情が素敵でした
・やはりドームはいい!
・急遽重症児デイのお子さんが参加してくれて見てもらえてよかった
・ドームに入った瞬間「きゃーーーー」となって楽しんでいた
・村人も施設のみんなも楽しめた
・村人の連携が取れて動きに無駄がなかった
・休憩中に流しっぱなしにしてにこにこハウスのスタッフさんにも見てもらえたのが良かった
終わりに~
準備期間中は本当に出来るだろうかと不安になりましたが村人の皆さんが連携がよくとてもいい動きをしてくださったので問題なく進められました。
この経験が次のプラネタリウムの糧となるだろうし準備から当日までの流れも覚えることが出来ました。
次はどこでやるかな~とワクワクしています。