10月の片桐プロジェクト

10月の片桐プロジェクト

10月の「片桐PJ巡回プロジェクト」は、紫香楽病院(滋賀)、大牟田病院(福岡)、七尾病院(石川)でした。他、有償枠として、富山病院、いわき病院、さいがた医療センター、箱根病院があります。まだ感想がこれからな施設もありますが、これまでにいただいたものをご紹介します。

<紫香楽病院>
星空を見上げ、宇宙へ行き、とっても楽しい気持ちのいい体験を利用者さんと共有しました。片桐さん、ありがとう。
利用者さんたちの笑顔が多く見られ、わたしたちもいやされました。今回の体験を通して、利用者さんたちの生活の彩りに新しい色が加わり、世界が広がったと思います。

<大牟田病院>
すてきな機会をありがとうございました。活動後も、患者さまが、「星を見ました」と何度も話してくれました。特別な時間になりました。
惑星がせまってくる迫力に驚いたり、星空をじーっとみつめたり、いろいろな表情に出会えました。

 

※片桐PJ巡回プログラムとは
今年4月から「すべての人に星空を―片桐PJ巡回プログラム」がはじまりました。国立病院の全国保育士協議会の会長をつとめられておられた片桐有佳さんが、去年末、突然、星になってしまいました。大きな衝撃と哀しみは続きますが、片桐さんに大きな影響を受けていた保育士のみなさんは、彼女の強い意志を継ぐ、ということを口々におっしゃっています。
星つむぎの村は「病院がプラネタリウム」がはじまった年から、片桐さんには、大変お世話になってきました。彼女のおかげで、病院内で療育環境にある方々との出逢いがたくさんひろがりました。
彼女がいつもソラから見守ってくれるように、そのことを、みんなが感じてくれるように、彼女の「人々が当たり前に見上げる夜空を、利用者さんも見上げてほしい」という思いを継げるように・・そんな願いを込めてこのプロジェクトを始動しました。