スペースファンタジーライブ(9月18日)

スペースファンタジーライブ(9月18日)

9月18日、1ヶ月半ぶりか?と思うような抜けるような青空、八ヶ岳が美しくそびえたつ清里の地にて、1年ぶりのスペースファンタジーライブが開催されました。
ピアニストの小林真人さん、パーカッションの山本晶子さん、と、語りの高橋真理子という組み合わせでのライブが生まれたのはちょうど10年前。高橋がまだ科学館につとめていたころでしたが、その誕生の地は、ここ、八ヶ岳南麓の北杜市にある泉小学校でした。
その10年をふと振り返る機会にもなりました。
山梨県はまん延防止措置が解除されたばかり、首都圏は緊急事態宣言中、という最中だったので、定員はさらに減らしての80名でしたが、その定員いっぱいにお客さんがいらしてくださり、ライブ配信でもリアルタイムで見守ってくださっている方が大勢いらっしゃいました。
星つむぎの村の村人も会場誘導や物販などを手伝いにきてくれました。

当日の音響は、山本高広さん、ライブ配信は多田朱利さん。ライブ配信された音源をさらによくしてくださり、また動画にしてくださりました。当日のチャットは見られませんがhttps://youtu.be/Aiv__NVZSKU、ぜひこちらでお楽しみいただければと思います。

以下、アンケートでいただいた感想の一部を抜粋します。

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・開演から、日常の疲れが吹き飛ぶような 心やさしく包み込むような音楽とやさしい語り。時々自然に涙があふれました。夜、空をながめたくなりました。
・改めて人のなりたち、人と人とのつながりを宇宙が投映していると思いました。生きていることは素晴らしい
・2部に分けて、全く異なったライブだったことがすごくよかった。
・たくさん感情が揺れ動きました。楽しい、ほっこり、嬉しい、切ない…自分にできることを毎日を大切にと思いました。
・映像、語り、ピアノ、パーカッションがそれぞれ素敵で、また一体化されてとてもすばらしいLIVE
・スタッフの方が笑顔で皆さんきびきび動かれていて、見ていて気持ち良かったです。
・生命のつながり、地球の美しさ、宇宙の広さを体験できとてもとても感動しました。もうことばがみつかりません。
・コロナ禍、会えない、集えない、話せない、そして言われなき分断、(?)に生きづらい時世に、みんなつながっている、を実感できました。ライブのぜいたく!!
・小林さんのピアノのエネルギーがすごかった。山本さんのジャンベはドラムのように、パーカッション表現していたのはすごかったです。
・小林さんのピアノ、山本さんのパーカッション、高橋さんの語りが全てあって心に響く時間となりました。次回開催がありましたら多くの人をお誘いして来たいと思います。

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参加した村人からの感想、youtubeで見てくださった人からも。(実は観望会の時間は、すっかり曇ってしまっていたのですが、そのあとにだいぶ晴れてきて、木星も土星も月も見えていました(汗))

★真理子さんの語りと小林真人さんのピアノが、おたがい背景になったり風景になったりしながら、寄り添ったり手を繋いだりしている、とてもあたたかく穏やかな空間でした。そんな空間に圧倒され、音楽と星(宇宙)は仲良しなんだな、とあらためて感じるとともに、この世界はここですべてが完結しているんじゃないか?と最初、思いました。
人の営みが入る余地がないんじゃないかと。でも、空にいる友達や仲間たちの姿がスクリーンに映し出されたときに、そうじゃない、と分かりました。
このひとつひとつの命そのものが宇宙と音楽との中に内包されているのだと。
はっきりそう感じました。なんてちっぽけな。
なんて愛おしい。自分の内側にまたひとつ、ともしびをもらう気持ちでした。
このともしびを大事に持ち帰り、私も誰かの光の種にしたい、と思いました。
いつもいつも、そう思います。たくさんの村人の皆さんとお会いできたこともとても嬉しかったです。
それから観望会も。
土星の輪っかは何度見ても感動しますね。
こうなりたい、こう在りたい、をたくさんいただきました。

★「愛する人へ」の冒頭、青空を背景に映し出された詩の文章を、私の後ろに座っていた小学1年生の2人がゆっくりとした口調で読み始めました。二人が紡ぎ出すやさしい言葉と演奏が寄り添う、何とも不思議な世界。息子ひとりだったら「静かに!」なんて制止してしまったかもしれませんが(後で反省しました)、二人が自然に口ずさんだ言葉に思わず聞き入ってしまいました。

★見えないけれど本当は存在しているこぼれ落ちてきそうな星の数々
遠くて見ることのできない世界が悠々と静かに存在していること
そんな世界を漂いながら「見えないものを信じる力」をもらい
「見えないものから見守られている小さな自分」を感じ支えてくれている見えないものへの感謝でいっぱいになりました。小さな小さな自分。
チャットに書き込んでくれている仲間(小さな存在の集まり)の言葉や絵文字を見ながら、一緒に寄り添いあってこの地球に存在しているのだなと改めて思いました。再び地上から空を眺めて終わっていくライブに、祈れる場所があることの幸せを思います。

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