見附市立見附支援学校にて
新潟・柏崎には、「星くじらのしっぽ」という団体があって、星つむぎの村のプラネタリウムを軸に、
地域での活動を広げてくれています。 独自で助成金申請をし、天井投影用のプロジェクターをもって、
柏崎を中心に、新潟県内あちこちでの上映に対応中。
今回は、見附市立見附支援学校で実施してもらいました。塚田真理子さんのレポートです。
今回の事業は、TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトのご支援(+見附支援学校PTAより)で
行われました。
————————————————————————————————-
7月31日土曜日 見附特別支援学校のPTA夏祭り(親子活動)にオンデマンド式の「フライングプラネタリウム」を、届けました。昨年はイベントなし。今年も無しなのは気の毒だと、役員さんの熱い想いから 感染対策を工夫され開催されました。感染対策に、つかまり一人で来てほしいとの依頼で星くじらの機材暗幕など持って一人でうかがいました。小学部、中学部、高等部(全て違う内容)を、密対策にそれぞれ学部ごと時間制で分け、さらに学部内で前半後半の二手に分かれて、多目的ホールでゲームと プラネタリウムとグループの入れ替え制。
少人数で 親子ゆったりと星を見ていただきました☆この2年間、見かけることがなくなった 甚平浴衣姿のお子さんも。華やかな浴衣を着る機会も長く失われているこの頃。きっと嬉しいことでしょう。
【感想】
天井いっぱいに広がる星空に、想像以上!すごーい!と驚かれる方が多かったです。
○先生方より
・画面ではなく天井で見るのは全然違う。幻想的で素晴らしい。・来られない人たちにも、この天井いっぱいの様子を伝えられたらな〜。
・高等部の子どもたちとっても静かだった。みんなすごく集中して見ていた。
○親御さんから
・良かったです!
・(子どもが)とてもよく見ていました。
・名前を呼んでもらえるのが、とても良かった。○子ども写真登場シーン
初めて出現すると、、、
・「わぁ」「かわいい!」と歓声や笑い声。
・お子さん「僕が いな〜い!」
お父さん『宇宙服 忘れちゃったんじゃない?』
(次の星で)「僕まだ〜?」『出発に乗り遅れちゃったんじゃないの』
(次の星で)「あ!僕だ!僕がいる〜」『宇宙服あったんだ。間に合ったんだね〜』こんな会話を聞いてると、周囲もますます楽しい気持ちに。自由に会話をしてくれて、本当に微笑ましいです。ほか
親子で手を握って寝転んで見上げる姿。
うつむいていても、明るくなるシーンで上を見ては 薄明かりでわかるほどの笑顔になる様子。
リアクションの声が飛び交う回も、集中して静まり返った回も、それぞれに 高橋さんの宇宙に引き込まれていました。
ーーーーー
天井投影をなるべくきれいに見てもらうには、
・部屋がなるべく暗いこと
・天井がなるべくフラットであること
が大事です。
今回、塚田さんが事前に会場確認・打ち合わせをしたおかげで、主催者のPTAの方々で、かなり広い部屋を
段ボールなども駆使して、びっちり遮光してくださったそうです。
また子どもたちがわくわくした気分になるように装飾も。
こういった事前準備、当日に向けた気持ちがあるからこそ、子どもたちの気持ちもとても素直に
宇宙に引き込まれていくのだろうと思います。
塚田さん、関係してくださったみなさん、ありがとうございました。