弘前大学附属病院にて

弘前大学附属病院にて

3月6日、弘前大学附属病院の小児科にお伺いしました。2016年からずっとつながってくださっている橋本先生のおかげで、コロナ禍ではフライングプラネタリウムで、そして今回直接お伺いするのは5年ぶり4回目。今回は、高橋、跡部で、お伺いしました。雪がこんなにない冬ははじめて!という弘前でした。

新しい建物の新しい病棟。共有スペースに4mドームをたて、そこで5回(そのうち1回は、個室から出られなくなってしまい、こちらもお伺いが難しかったお子さんへのzoomでの投影でした)、個室は2部屋、お伺いしました。

最初はうつむきがちだったお子さんや緊張しているお子さん、が、出ていくときにはニコニコになっている姿にこちらも、胸がいっぱいになる場面が多々。 言葉すくな目の中高生の瞳には、特にこちらがドキドキします。

もともと宇宙に興味を持っていた高校生はソフトに興味津々。自分でもいじれるMITAKAのことをお知らせしました。

後日、お子さんたちの感想が届きました!

・自分の星座の説明が聞けて良かった。
・入院はショックな出来事だったが、プラネタリウムが見れて良いタイミングでの入院だったのかな?と思えるようになった。
・プラネタリウムを見ながらの解説が心に響き、いつの間にか涙が流れていた。
・20分という時間が短く感じた。まだまだお話を聞いていたかった。
・今日のプラネタリウム参加を目標に治療を頑張ってきた。無事参加できてうれしかったし、子どもが「楽しかった」と話すのを聞くことができて良かった。
・惑星を遠くへ投げ飛ばしたり、氷の粒の輪をくぐり抜けたりする体験が面白かった。
・星座ガードを作ったので、時々見て、入院中の思い出として振り返りたい。
・我が子が生まれた日の星空を見ることができてうれしかった。我が子が生まれた日のことを思い出し感動した。

 

彼らの心に少し灯がともり、せまい病室からどこまでも広い宇宙に気持ちを持っていけますように、と願わずにはいられません。

今回、病棟のスタッフさんも大変興味をもって、一緒に見てくださいました。そして、お手伝いの学生さんも一生懸命で! それもとてもうれしかったです。

またぜひ次回も!と言っていただけてありがたい限りです。