久里浜特別支援学校にて

久里浜特別支援学校にて

1月12日、久里浜特別支援学校へ7mドームでお伺いしました。レポートは小川さんです。
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真理子さん、跡部さん、浮森さん、小川の4人で参加。
久里浜特別支援学校は神奈川県横須賀市、野比海岸のすぐ隣、東京湾の入口浦賀水道、遠くに房総半島、館山の方まで臨める風光明媚なところにあります。テラスに出ると潮騒が聞こえるほど。
ここに通うのは皆、知的障害を伴う自閉症のお子さんとのこと。
プレイルームに設置された7mドームを見上げて、「大き〜い!」と驚き、ドームの周りを走り回ったり、とび跳ねるお子さんが何人か。
1回目は幼児さん。
泣き出す子、大きな声を出す子、ドームの中を歩き回る子ととーってもにぎやか。
真理子さんの説明は聞こえているのかな?という感じでした。それでも、お誕生日星座でお名前が呼ばれたくらいからだんだん落ち着いてきました。宇宙旅行では火星をよいしょして楽しみました。
1人はドームに入れなくて、タブレットでプラネタリウムを観たとのこと。
2回目は1・2年生。新しいことが苦手でずっとすみっこにいたお子さんも、みんながドームに入るとすんなり入れました。1・2年生は皆ノリがよくてにぎやか。
午前の投影を終えて、控室はモデルホーム。大きなお風呂や畳の部屋もありました。流し台が電動で上下します!
お昼は給食をいただきました。
メニューは鯖の竜田揚げ。サクサクしていて子どもたちに人気のメニューなのだとか。いちご味のジョアもついていました^^
3回目は3・4年生。「銀河!Galaxy!」と言っているお子さんがいました。ドーム内を歩き回る子は2・3人いるけれど、比較的落ち着いて見られました。
4回目は5・6年生。
1人、どうしても入りたくない!と言う子がいて、でもドームの前までやってきました。やっと中に入っても入口を開けたままにしておいて!と言うのですが、ドームがつぶれてしまうから、と一旦閉じて、しばらく中で騒いで、すぐ出てきてしまいました。星は見られたかな。
今回は扇風機のリモコンが動かなくて、調整がうまくできませんでした。カバーで覆って入る空気の量を減らしたり、途中は送風を止めたりして膨らみすぎないようにしました。
副校長先生は、こんな機会でないとプラネタリウムを見られない子たちばかりだったので、今回こうやって見られてよかったです、と仰っていました。あと、プログラムの構成が素晴らしいと。
いつもと違うこと、新しいことが苦手なお子さんが多いとのこと。それでもみんなが入って行くのを見て入れたり、途中で出てくる子もほとんどいなくて、宇宙旅行を楽しめたのかなと思います。
お星様がみんなの願いを叶えてくれるといいなーと思いました。
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当日のうちに、さっそく副校長先生がブログにアップしてくださいました。とても素敵に書いてくださっているので、こちらをぜひご覧ください