学びDesignにて

学びDesignにて

7月27日(木)、松江医療センターの投影後、「宍道」に、宍道湖沿いを。
高橋椿太郎くんが立ち上げた「一般社団法人 学びDesign」の拠点にしているのが、ギャラリーCという大きな建物。
7mドームが入るというので、びっくり!したら、天井がドームのような、ちょっと教会を思わせる空間。
小さい子どもから高校生や大学生まで、いろんな年齢層、いろんな環境におかれている子どもたちの居場所をつくっています。椿太郎くんは、自分でコーヒーをいれ、パスタもつくって、カフェマスターもやっています。私たちにもおいしいパスタつくってくれました。お母さんの恭子さんは宍道高校の先生をやっておられて、去年まで3回、学生主体のプラネタリウム企画、というのを
やってくれていました。最初に私たちを呼んでくれようとした20年3月は一気に広がる感染症で、フライングに。
フライングのときに、ドームの貸し出しというのはふだんはしてないけれども、2年目は今回は生徒中心でやってみよう!と。
そのドームの設営が楽しかったのもあり、きっと、やはりドーム内での一体感もますますあったのでしょう。
これの次の3回目は、2回目のときに感動してくれたNさんが、リーダーになって企画をおしすすめてくれました。
今回のポスターも素敵なのをつくってくれたのでした。 Nさんが友達を2人つれてきて、恭子さんはびっくり喜んでました。そのうちの1人は、学校も、ほとんど来れてない子だったのです。


宍道高校は、いろいろな困難を何かしら抱えている生徒さんがほとんどの学校です。その学校でも、なかなかいけず、卒業するまでに10年ぐらいかかる生徒さんもいるそうです。
この日、一緒にパスタを食べていたNさんは、「高校生活の中で、一番感動したのはプラネタリウム」と。
こちらが感動してしまいます。この日のプラネには向かいのお寺のお子さんたちもいらしてて、すごーく人見知りで、知らない人の前だと
しゃべったことがないらしいのですが、ドームの中で、大きな声で歌っていて(笑)ご両親がびっくりしていました。
暗闇や星は気持ちを開放させるのかなあ。いつかNさんが、ギャラリーCを拠点に、プラネタリウムで話をする人になって、定期的に子どもたちに
星空をみせられるといいなあ、と夢を語りました。
ほんとうにみんなの居場所になっていけるように、いつまでも応援したいなあ、と思っています。