空の輪~lienさんと

空の輪~lienさんと

8月6日(日)、空の輪~lienさんへ向けて4mドームの投影を行いました。
空の輪~lienさんは、みちのく七夕キャンプがご縁で知り合った、しいちゃんママが立ち上げた、病気で子どもを亡くした親の会。しいちゃんママがこの会を立ち上げたのは、しいちゃんが星になって2年たった去年の暮。その後、プラネタリウムが見られるかなあ?というご相談をいただくことがあり、今回、みちのく七夕キャンプで、東北にいくのにあわせて、日程相談したら、ぜひ!ということになり、同じ仲間のお母さんのご家族が経営されている幼稚園のホールをお借りしての4mドームでした。今回は、みちのくキャンプから引き続き、野口さん、仙台在住のほのかちゃん、駿介くんの祥月命日を前に東北の旅にでてきた古賀ちゃんが参加してくれました。

先日の4月の愛知こどもホスピス、7月のうみそらでも、そうしたように、それぞれからのメッセージをいただいていました。出したい星空の日付もいただいて、一人ひとり出しました。6人分、8日分の星空を出して、それぞれからのメッセージ。オーロラも、とやっていたので、1時間ぐらいの投影。
みんなが寝転がってちょうどよい空間でした。部屋のエアコンの効きがあまりよくなくて、暑かったのですがプラネタリウムの前に一人ひとりの自己紹介。
お二人別々に亡くされていて、どうにもメッセージが書けないとおっしゃっていた方、ちょうど前日が3回忌を迎えた方、お子さんなくなって1年後ぐらいに同じような親の会をたちあげたら、人の話を聞くばかりで自分のことで泣けなくなってあるときから軌道修正を・・と思った方、35年前に第一子を生まれて間もないころ亡くし、その後3人の子どもを育てている間にあまり思い出すことがなく、孫を迎える段階になって突然やってきた悲しみの対処に困ったという方、ちょうどお子さんがなくなった日に見た星空が家族3人ではじめてみた星空だったという方・・ほんとうにいろいろな経験、いろいろな悲しみに、うろたえるところも正直あるのですが。。星はそこにあるというだけで、あとは、そこと対話をすることでそれぞれの物語が生まれるのだろう、という前提のもと、勝手に物語ることを避け、そこにある星空のことを語りました。

しいちゃんママのFBより
「ずっとずっとしたかったことのひとつ
星つむぎのプラネタリウムを同じママと一緒に見ること
それを今日2023.8.6空の輪~lien〜で
実現することができました
この場をお借りして改めて星つむぎの村さん、場所を貸してくださったママ、参加してくださった皆様に心から感謝いたします
星つむぎさんとの出会いは6年前、2017年の夏、娘がみちのく七夕キャンプで繋げてくれました。娘と共に見たプラネタリウム、入退院が多くなり入院中の病室から星つむぎさんが開催してくださったフォーチュンスター・七夕に願いを、
娘が旅立ってから星空へのリクエストでまた繋がりを実感することができました
支えて、寄り添ってくださる星つむぎさん。
星は地上にいる人と逢えなくなった大切な人を繋いでくれる。
そして同じ星空の下でみんなが繋がっている。
それを強く感じるようになりました。
だからこそ、同じママで見たい。
今日は軽くおしゃべり会をしたあとに、4mドームの中で、1時間ほどゆっくりみんなで寝転んで、お空のこどもたちの誕生日や大切な日の星空をみんなで一緒に見ることができました
そして、オーロラも
特別で贅沢な時間でした
本当にありがとうございました」

星つむぐ家に、みんなで星空をみにきたい、とおっしゃってくれています。それがまた次の願いになる、って。
lienのモビールは、空にいる子どもたち。星つむぐ家を見守ってくれる子どもたちや大人たちのモビールもほしいなあ、と思います。